「青い空の会」の白石さんについて書きたいことがいろいろあるのですが、あまりにありすぎて書き出せないでいます。


とりあえず、今日のことを書こう。


白石さんのところの作業場で働く女の子が現在7人いるのですが、今日は彼女たちが暮らす村へ連れて行ってもらいました。

一体どんなところに住んでいるんだろう?

ワクワクしながら待っていました。

約束通り、朝の8:30、最年長のマルタが迎えにきてくれて、一緒に彼女たちの村、Peña Branca (ペーニャブランカ)へ向かいました。

まずは、トウモロコシ畑を抜けて…
これ、絵になるなー。



めちゃくちゃ狭い丘の小道に入り込み、


またトウモロコシ畑をずんずん行き…



お!ひらけた!


おおおおーーーー!!
アティトラン湖!きれー!

毎日この景色とともに生きているんですか!?プライスレス…


お、家々が見えてきました。
ここら辺にみんな住んでるんだって。


もう少し奥に行くと…


棚田ならぬ、棚ネギ畑の数々。
ここは玉ねぎの産地で、村の人の多くは玉ねぎ農業に従事。
ここら辺はすべてネギの匂いが漂っていました。



「湧き水があるのよ。」
と言って連れていってくれたところには、


本当に、土の中から水がドボドボ流れ出ていた。
飲んでみた。
普通の水の味。




ペーニャブランカ、今まで聞いたことのなかった村だし、観光地でもなく、多分全然知名度高くないけど、

最高じゃないか!!!
顔真っ暗だけど、笑顔は曇らない!


この後、マルタのお家も見させてもらった。

質素な感じのつくりのお家だったけど、アヒルがいて、洗濯物がいっぱい干してあって、ほのぼのとした中になんか温もりがあった。




村で会う人々は、外国人慣れしていないだろうから、変な目で私を見ないかなぁとか思ってたけど、全然そんなことなくてみんなとてもステキな笑顔で挨拶してくれた。



ここで疑問が浮かぶ。


なんで、こんなに優しいんだろう?
なんで、こんなに部外者にもオープンなんだろう?
この村からほとんど出たことがない言っていたけど、どうして私のこと妬んだ目で見ないんだろう?


もし私が逆の立場だったら…

「誰だこの外国人?私たちの村にのこのこ入ってくるな!」
「どうせお金たくさん持って、豊かな暮らししてるんだろ?私たちの何がわかるんだい!」


なんて言いそうだ。



でも違う。

村の人たちの、目は透き通っている。

笑顔に嘘がない。

彼らは、自分の人生と私の人生を比べてなんかいない。

比べているのは、私だけだ。



なんか、自分がちっぽけな人間に思えた。


今日も結局、学ぶことばかりだったな。




この村に住んでいる女の子たちが、私のライン@に登録してくださっている方限定で、ソロラの布を使ったハートの飾りを作りました!

製品はなんとか完成し、売上金は全て彼女たちと青い空の会さんへ寄付しました。

注文してくださった9名の方、お楽しみに!