こんにちは!
 
関東生活3日目のセニョリータです。
 
今月でブログはおしまいと言いつつ、記録しておきたいことがいろいろまだ書けていないので、ちょっと急ピッチで書いておきたいと思います。
 
(ちなみにこの投稿が、どうやら500記事目らしいです!!いつもおつきあいありがとうございます。)
 
 
帰国してからの2か月間、本当にいろんな人に会いました。
 
その中でも、元生徒との再会とは、ほかの知り合いと会うのとは、別のおもしろさ、楽しさがありました。
 
 
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高校生活を満喫している子も、

 

毎日にもの足りなさを感じている子も、

 

家庭に悩みを抱えていた子も、

 

一途に恋している子も、

 

自分でお金を稼いで社会人をしている子も・・・

 

みんなみんなそれぞれの17歳、18歳を生きていた。

 

 

 

自分にとって、この学年の生徒と、自分は不思議な関係です。

 

彼らは、自分の生徒のような、でも、もう生徒じゃない。

 

自分の子どものような、でも、子どもでもなく、

 

自分の妹、弟のような、でも、それも違う。

 

 

 

けれども、確かに20代の私の命の時間を一緒に過ごした存在で、彼らへの愛は、無条件のもので、他の愛とは少し違う。

 

 

優しくしてくれるから好き、

 

勉強ができるから好き、

 

かわいいから好き、

 

とかそういうものではない。

 

そんな存在が、家族以外にできるこの感覚は、教師が味わうことができる特権なのかなぁと思います。

 

 

 

 

そして、この子達としたバスケは最高でした。

 

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2年ぶりの室内でのバスケ。

 

出会ったときは、何もできなかった彼らで、体も態度も彼らよりでかかった私は、一緒にバスケをすれば、楽勝で勝てました。

 

しかし、あれから時は流れ、私の体は衰え、彼らは急激に成長。

 

全く、かないませんでした・・・。笑

 

 

中学校の時は、体も小さく、ミスも多く、試合にはあまり出させてあげられなかった子たちが、めちゃくちゃうまくなっていて、びっくりした!

 

人って、こんなに変わるんだということを証明してくれました。

 

 

それにしても、2年間でものすごく身長が伸びでいる子もいて、ビビりすぎて、叫びました。笑

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出会ったときは、私の肩くらいのサイズだったのにね・・・。
 
 
部活動の子たちは、私の「鬼」の姿を間近で一番見てきた子たち。
 
今、世間でスポーツ界のコーチがよくたたかれていますが、私も自分のしてきたことが世間に知れ渡ったら完全にアウトだったなぁと思う今日この頃。
 
 
「あの時は、○○された。」
 
「あの時、こんなにひどいことを言われた。」
 
「ボールをぶつけられた。」
 
「こんなに走らされた。」
 
などなど・・・。
 
私の記憶にないことまで、みんな鮮明に覚えていて、中学生の記憶というものは、恐ろしいなぁと思いました。
 
 
 
でも、教師のおもしろさって、濃い時間を過ごしたあと、そこで終わりではなく、その続きがあること。
 
私は、本当に未熟な教師だったけれど、それでもこうして私と会うために時間をとってくれる生徒たちがいる。
 
そして、毎回成長する姿を見せてくれる再会の時間は、なんとも言えない気持ちになります。
 
 
 
再会してみて思うこと、
 
それは、私は中学生時代の彼らをみくびっていいたなぁということ。
 
「この子は、こういう子。」
 
「この子は、ここまではできるだろう。」
 
「この子に、これは難しいだろう。」
 
と、目の前の子どもたちを見て、少なからず、そういうジャッジを下して付き合っていた。
 
しかし、実際には、中学生なんて可能性の塊。
 
その先にどんな花を咲かせるかなんて、もう大人には想像できないほどすごい力をもっている。
 
それは、今回、高校生に再会しても思ったけれど、
 
自分の地元の同級生に出会って、すごく感じました。
 
 
イライラすることがあると、すぐに人を殴っていた人、
 
なかなかひどい教師いじめをしていた人、
 
勉強が全然できなくって、バカバカと言われていた人、
 
たいした取り柄もないと言われていた人・・・
 
 
30歳の年になって、会った同級生は、中学校の時は想像もできなかった人生を送っている。
 
 
むしろ、中学生くらいで人に迷惑かていた人の方が、人生を楽しく、そして自分のやりたいことをやって充実した生活を送っているように見えます。
 
それを考えると、私が教壇に立っていたころは、子ども一人一人の未来に限界をつけてみていたことに気がつきました。
 
子どもは、大人が考えるほど、小さくない。
 
これからは、その可能性をいつも信じ切れる大人でいたいなぁと思いました。
 
 
 
 
 
新しい職場へ、打ち合わせに行ってきました。
 
とても温かな空気を感じ、これから働くのも楽しみになってきました。
 
場所が違えば、いろいろと文化も違うんだろうと想像してきましたが、今のところ、場所は違えぞ、結構類似しているところが多いなぁというのが今の感覚です。
 
先生たちはみな、
 
「ぼちぼち行きましょう。」
 
ってなんども言っていて、私がいたところよりも、ちょっとゆるい空気があり、安心。笑
 
とは言っても、職員会の資料や、年間予定表やら、主題研究会の資料やら、グアテマラでは一切お目にかからなかった資料に取り囲まれ、ちょっと読むだけでも、頭がパンクしそうになりました。
 
これから、ゆっくり日本社会への復帰をしていきたいと思います。
 
ボチボチね。
 
 
 
 
担当部活は、美術部になりそうです!
 
人生初の文化部!楽しそう!