今日もくしゃみがすごいです!

飛び出る鼻水の対応に困っている、セニョリータです。

一体なんのアレルギーなんだろう・・・。

 

こんにちは!

 

今週は、パイロット校で実施される授業研究に向け、先生方が今年の授業研究の流れについて、体験するために私が授業者となり校内授業研究を行っています。

 

今日までに5校中、3校で授業をやってきました。

 

なんだかんだ、グアテマラにて一人で一コマまるっと授業をするのは、初めてのこと。

よく考えてみると、算数の授業自体ほぼほぼはじめてのこと。(派遣前のインターンシップでちょろっとやらせてもらったくらい)

 

そういうわけで、先生方のためにやったのですが、自分としてもかなりいい経験になりました!

 

まず、どのクラスもかけ算強化活動「かけ算ペア練習」からスタート。

 

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担任の先生の協力もあり、スムーズに導入でこの活動を行うことができました。

2の段は、たいていの子がもう言えているようです。

 

授業を行わせてもらったのは、3年生と4年生。

それぞれ、進行が違うので各クラス、別の授業を用意していきました。

 

初回、3年生のわり算

 

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元気な子どもたちに、助けられました。

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2校目4年生、3桁のわり算。

 

 

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基礎的なわり算の能力が身についていない子どもたちだったので、自分の予想していた流れとは違った反応で、時間がかかってしまいました。

 
もっと子どもに考えてもらう授業にしたかったけど、あまりに基礎ができてなさすぎて、結局自分が説明する場面が多くなってしまいました。
 

 

一度試してみたかった、グループ学習。 

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教え合いの中で、答えを導き出すグループもあれば、全員わからず、問題が解けないグループも。

本来なら、その間違いをみんなで検討したりできたらよかったんですが、なんせ時間がなくて、尻切れトンボのような終わりになってしまった… 

結果、先生からは、あまり好評ではありませんでした… 

 

3校目、3年生3桁の繰り下がりのある引き算

 

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元々全く授業規律のないクラス。
いつものように教室を歩き回れないように、席の配置を変える。
観察者の先生方からのプレッシャーもあり、子どもたちは結構真面目にがんばった。
 
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いつもは、指導する側なので、あーだこーだ言わせてもらっていますが、実際に自分が授業者としてやってみると、いろいろと先生たちの気持ちがよりわかるものです。

 

一応、皆さんは私を算数のスペシャリストだと思って見てくれていますので、期待大で観察してくださったと思うのですが・・・。

 

授業後の事後検討会が大いにもりあがるような授業になりました。

つまり、いろいろやらかした!!

 

まず、本来ならば45分で終わらせなければいけない授業、先生たちにもいつも時間配分はよく研究するように言っていたのにもかかわらず・・・。

 

「サキの授業、1時間15分かかってたよ。」

とご指摘を受ける。

 

あれ~~?

時間は見ていたつもりだったけれど、いつのまにそんなに時間たった??

授業者となると、時間の流れの感覚が違うことを知る。

 

また、

「サキは、教科書使ってなかったね。教科書って使わなくっていいの??」

 

あ~~!

教科書使うの忘れた!

教科書には、答えが載っているので、問題を解いてからまとめで見るつもりだったけれど、時間が気になってすっとばしてしまった・・・。

 

さらに、

「練習問題は、一人で解く時間がないといけないんじゃないの?」

 

ごもっとも!!

できない子をサポートするためにグループ学習を取り入れたくて、練習問題の一部をグループで解くかたちにしてみたら、時間が無くなって、ここで終わってしまった。

  

つっこみどころの多い授業になってしまい、先生たちの話し合いは大いに盛り上がりました。

 

いいの。

今回の目的は、授業研究の流れをつかむことなので。

これでいいのだ!

 

 

そもそもなんで私が授業やることになったかといいますと、ある学校の先生が

「自分たちがやる前に、サキの授業を見せてほしい。」

と言ってきたので。

 

それを聞いて、「そうだ!私が授業やるついでに、授業研究のリハーサルを校内でやってみたらいいじゃないか!」とひらめいたのです。

 

結果的に、この校内授業研究リハはとても実りのあるものになりました。

 

まずは、先生方に具体的な授業の授業研究のイメージをもってもらうことができました。

そこから出てくる疑問や質問が聞けたのもよかった。

「観察者は写真を撮ってもいいのか。」

「子どもの机の間にはいって、子どもを観察してもいいのか。」

「机の配置にきまりはあるのか。」

などなど。

 

事後検討会では、実際に司会者になる予定の先生に、司会をお願いし、グループの話し合いをリードすることも体験してもらいました。

 

 

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事後検討会では、観察シートをつかって話し合いを進めていくのですが、実際にこの観察シートを使ってもらうことで、私の方も修正しなければいけない点が見つかり、よかったです。

 

また、去年からの反省点より、観察者にはもっと子どもの様子を見てもらいたいという狙いで観察者の立ち位置については、子どもの様子が見える位置から観察するようにお願いしました。

 

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(ちなみに教室も狭いので、スタンディングスタイルを試してみた。) 

 

すると、観察者の先生が、子どものノートや活動に注目するなど、去年はまったく見られなかった行動も見られました。

 

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こういったところから、授業後の話し合いでは、子どもがよく理解できていたのかどうなのかという点について、議論できていたようです。

  

まぁ、私の授業は大したものをお見せできませんでしたが、それでも先生方が実際に今年の授業研究の流れを体験することができ、去年はじまった授業研究の質を高めていく、一歩となった今回の校内リハだったと思います。

私自身も、約1年半ぶりに自分で一コマの授業をやらせてもらい、いい緊張感のなか子どもたちと楽しく活動させてもらいました。

 

 

先生方も、来月から始まろうとしている授業研究に向けて、指導案の書き方や、黒板の使い方について意識も高まってきていいます。

 

 

残り2校での校内研究授業も成果のあるものにしたいです!

 

こんな感じで、授業研究プロジェクト、日々進行中です!

 


はっくしょん!これ以上私の噂はやめてください。鼻のムズムズがきついです!