1.ブラックスビーチ22{エピファネイア}牡

母ブラックスビーチはスイートピーS{OP}勝ち含む、中央芝1800mで3勝。
母母ビジュアルショックは未勝利馬も中央ダ14~1800mで2着1回・3着4回がある。
母母母リーチフォーザムーンは フィリーズマイル(G1)3着馬で、
半兄にはアグネスデジタルでマイルチャンピオンS(G1)、天皇賞(秋)(G1)、フェブラリーS(G1)、安田記念(G1)、マイルチャンピオンシ(G1)、香港C(G1)勝ち馬がいる。
半弟にシェルゲームで毎日杯(G3)2着馬。
半弟にジャリスコライトで京成杯(G3)勝ち馬がいる。
7代母Runaway Brideは《Blushing Groom》の母であり、その母Aimeeは《キングカメハメハ》の牝祖である。

配合的には!!
母母リーチフォーザムーンは『Secretariat≒Sir Gaylord4・6×4』+Pokerとナスキロを4本持っており柔さを伝える。
母ビジュアルショックは『Pasadoble≒Alleged3×4』+『Mr. Prospector2×4』+『Northern Dancer4×5』で母父相似配合で牝系として影響力は強く!『Pasadoble≒Alleged3×4』はパワーを伝え!柔さを緩和させている。なので未勝利ではあるが、芝でもダートでもそれなりに走れてはいる。
そこに軽い切れ味が持ち味のディープインパクトが付けられた。
牝馬らしい柔らかさとパワーが下地になって!上手くバランスが取れた馬になった。
で今回エピファネイアが付けられ、母父ディープインパクトの組み合わせは悪くなく、
『Sadler's Wells≒Nureyev4×5』に『マルゼンスキー≒Narrate5×6』+『Seattle Slew4×6』でパワー中心に強化、クロスしていて!
『Habitat』で父がSir Gaylordで、牝系にいる『Secretariat≒Sir Gaylord4・6×4』と継続クロスさせ、柔さも引き出している。
で一番気になってる血がAllegedの父父Tom Rolfeが牝系内にいることで!この血の中には《『Buchan5×4・6』+Papyrus4×5》でこの血がシンボリクリスエスとめっちゃ相性が良い!

 

馬体&ウォーキング動画は!!

馬体はとにかく胸前とトモが大きく目立つ!でいてバランスはよく、エピ産駒らしい胴伸びもあり良い馬。

歩様は少し動きがスローなのは気になるところだが、柔らかい動きで、踏み込みも深くしっかりしているのは好感が持てる。動きからは少し長い距離が合いそうな気がします。

 

14.レッドアトゥ22{ダイワメジャー}牝

母レッドアトゥはJRAダ1800m5勝と活躍。
母母ブレンダはデビュー戦ダ1700m3着で引退未勝利。
4代母Angelic Songは『Glorious Song』の全妹でGlorious Songからは、数多くの名馬を輩出している。
Angelic Songからは!
レディバラードが クイーン賞(G3)、TCK女王盃(G3)勝ち馬で、産駒からはダノンバラードがアメリカジョッキーC(G2)、ラジオNIKKEI杯(G3)勝ち馬!が出ている。
Sligo Bayはハリウッドターフカップ(G1)勝ち馬が出ている。
Ballade一族の名牝系である。

配合からは!
ダイワメジャー×3代母フェアリーバラード『Sadler's Wells+Angelic Song{父Halo}』は非常に相性が良い組み合わせ。
そしてダイワメジャーとロックオブジブラルタルの組み合わせは!
ラヴィングアンサー{北九州短距離S(OP)・タンザナイトS(OP)・春雷S(L)勝ち馬でスプリンターとして活躍。
ロジチャリスがダービー卿CT{G3}勝ち馬が出ていて、悪くない組み合わせで、
母母ブレンダとは非常に相性の良い組み合わせと言って良いだろう!
問題は母父カジノドライヴの存在で?
カジノドライヴは米ピーターパンS(G2)ダ1800m勝ち馬で、フェブラリーS{G1}でも2着とダートで活躍した!産駒もほぼダートで活躍している。
そして米欧で活躍馬多数出ている牝系『Best in Show』の牝系は魅力的で!
母母Blush With Prideという血は『Blushing Groom+Best in Show』でダイワメジャーとは悪くないだろう。
個人的には芝・ダート兼用と見る。

馬体・ウォーキング動画は!!
馬体はこじんまりと纏まった感じで大物感は感じられないが!
歩様は、とても柔らかい歩様をしていて、踏み込みもよく力強い、とても好感の持てる歩様をしている。歩様だけ見てると芝っぽい感じはするが、どちらにしても、大物感はなくとも、確実にはしってくるだろう!という気がします。

 

21.ダンスグルーヴィ22{イスラボニータ}牡

母ダンスグルーヴィは未勝利も芝2600m3着→2000m2着があります。
母母フローレスダンサーはJRA芝1800mでデビュー勝ちの1勝。
母母母ダンスインザムードが桜花賞(G1)、ヴィクトリアマイル(G1)勝ち馬、他重賞2勝!
ダンシングキイ一族の兄弟も、
エアダブリンが青葉賞(G3)、ステイヤーズS(G3)、ダイヤモンドS(G3)勝ち馬。
ダンスパートナーが優駿牝馬(G1)、エリザベス女王杯(G1)勝ち馬。
産駒からはダンスオールナイトは中山牝馬S(G3)3着馬とフェデラリストが中山記念(G2)、日刊スポ賞中山金杯(G3)勝ち馬・ロンギングダンサー が新潟記念(G3)3着馬など!
ダンスインザダークが菊花賞(G1)勝ち馬が出ており、名牝一族。

配合的には!
母母フローレスダンサーの『デインヒル≒ダンシングキイ3×2』があって、緩いハービンジャーをカチッとさせる効果があって、ブラストワンピースやファントムシーフが似た形で成功している。そして更に、
母ダンスグルーヴィが『Kingmambo≒ダンシングキイ{牝系}3×3』で、同じようなクロスを継続して作っている。これはパワーとスタミナが強まる!
で今回イスラボニータが付けられた!
イスラボニータは緩さはあったが芯があったのでスプリント的なスピードと切れが素晴らしかった。その反面、若干底力に欠ける!なのでパワーやスタミナの強化の方向性は悪くない
『Far North≒ノーザンテースト5×5』は非常に相性の良いクロス。そして底力やスタミナ・パワーという面では、非常にあった母ではないだろうか!

馬体&ウォーキング動画は!!
馬体は非常にパワフルな馬体をしているし、バランスも悪くない!母の影響か胴伸びもイスラボニータの産駒にしてはあるかな!長いというほどではないがマイルぐらいはこなしてくれそう。
歩様は大きく動けていて、とにかく背中が柔らかく使えていて、首差しもしなやか!踏み込みも平均以上で力強い!非常によく見える。」

 

 

22.レッドパラス22{ルヴァンスレーヴ}牡

母レッドパラスはJRA芝1200m1勝。
母母レッドソンブレロは未出走馬。
母母母スカーレットレディは『ダイワメジャー』と同血で近親にあたる。
スカーレッドレディからは!
サカラートが東海S(G2)、ブリーダーズゴールド(G2)、日本テレビ盃(G2)、マーキュリーC(G3)勝ち馬。
ヴァーミリアンがジャパンカップダート(G1)、フェブラリーS(G1)、川崎記念[指定交流](G1)、JBCクラシック競走(G1)、東京大賞典競走(G1)、JBCクラシック(G1)、帝王賞競走(G1)、JBCクラシック(G1)、川崎記念(G1)勝ち馬。
キングスエンブレムはシリウスS(G3)勝ち馬。
ソリタリーキングが東海S(G2)、日本テレビ盃(G2)、マーキュリーC(G3)勝ち馬。
とダートで活躍馬を量産している。
と牝祖は《スカーレットインク》牝系の名牝系。

配合的には!
新種牡馬なので配合の傾向はわからない!
一つ面白い仕掛けが!
4代母スカーレットローズは『父ノーザンテースト、そして牝祖Your Hostess』
ルヴァンスレーヴの4代母ダイナフェアリーは『父ノーザンテーストで、Determine』
『ノーザンテースト6×5』と『Your Hostess≒Determine』で相似クロス、更にキングカメハメハ内のGraustarkの母『Flower Bowl』も相似という形になっていて、『Hyperion+Swynford』でノーザンテーストの『Lady Angela』と同じで硬血でパワーとスタミナ{底力}の強化継続しているのが一つ面白い仕掛けになっている。
更に『Roberto4・6×6』でパワーと持続性。
母はもともと『Roberto+ミスプロ+Nureyev』の組み合わせで典型的なダート血統で、全体でパワーと持続力{スタミナ}を強化し、牝祖スカーレットインクの力を引き出し、まとめた感じの構成。

馬体&ウォーキング動画は!!
馬体はまだ腰高で成長の余地を残しているが、非常に纏まっていてバランスの良い、芝でも走れそうなスマートな綺麗な馬体。
歩様はやっぱり少し硬さのある歩様だが、体を大きく使って歩いていて、柔らかさもありとても好感の持てる歩様!