この記事とは関係ありませんが、

 
”私感では”
 
下の・記事のごとく、
 
医学・病理学・遺伝子細胞研究など、などなど、
 
のこともありますが、
 
記事のように、いくつかの要因の中で、
 
大きな位置を占めるのが、
 
恋/憧れ/情熱が燃えるようなパッションや、
(これらは恋愛だけではなく、真剣に打ち込む趣味をはじめまして、独自の生涯をかけての何かの研究、なども含まれます)
 
 
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(物理的にいくら頑張っても、本当のその相手と関係を、持てなくても、
(要は、双方・両方の相思相愛、恋愛がかなわなくても、----という意味です)
今、日本でや諸外国など、
では、”風俗”がありますし、
代替の少しでも、顔や雰囲気や肉体的な外見など、
似た相手との、”それ”で、相当カヴァーできるはずです)

 

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ノーベル賞生物学者が語る、長生きするためにすべき3つのシンプルなこと

 
 
 
 

 

レクスプレス(フランス)

 

Stéphanie Benz & Thomas Mahler

 

この記事は2回目/全2回

 
 
 
 

──細胞リプログラミングについてはどうでしょう。

これは、老化の局面をいくつか逆転させる可能性がある、数少ない技術の一つです。

簡単な例を示しましょう。もし私が自転車で転んで膝をすりむいたとしたら、完全に治癒するにはだいたい1ヵ月必要です。同じ状況でも、私の12歳の孫なら1週間以内に完璧な肌が再生します。年齢とともに、組織を再生させることができる幹細胞が衰え、再生能力が失われるのです。
 

ここで思いつくのは、ある種の細胞に何らかの因子を導入するということでしょう。そうすることで細胞をプログラムし、細胞が成長過程をさかのぼって幹細胞のような働きをするのです。これによってある種の老化の兆候を改善させ、さらには逆転させることができるようになるかもしれません。研究所内ではこれがとてもうまく機能しています。しかし、ここでもまた、動物と人間を同じと考えるわけにはいかないのです。

遺伝子治療を使うというもう一つの可能性がありますが、この場合は無害なウイルスを用いて細胞内に遺伝子を導入することになります。しかし、いまのところ、この方法が人間を対象にしてうまくいくかどうかがわかっていません。これは非常に面白い分野で、多くの投資を受けています。細胞リプログラミングによって、心筋などの損傷を受けたニューロンを置き換えることもできるかもしれません。老化の問題は、この「再生医療」の小さな一部でしかないのです

 

 

 

 

 

進化にとって「長生き」は優先事項ではない

──この本では、人体のバランスがどれほど複雑なものかがはっきり示されています。生後間もない頃には有益だった身体の仕組みのなかには、年をとるとともにその有益性が疑わしいものになっていく場合があります。

まさにそれが問題なのです。そういったプロセスの多くは相互依存の関係にあります。だから若者にラパマイシンを投与することはありません。この薬剤は、タンパク質の合成と成長を阻害するからです。

事実、進化というものは成年に達すると生殖を可能にするような特性を選択して残していくものです。進化にとってこれこれの遺伝子が後の生活において有害であるかどうかは問題ではありません。それは、長生きすることが優先事項ではないからです

 

 

 

 

たとえば、研究所でDNAを書き換えて寿命を延ばした線虫の例を考えてみましょう。大変驚くべきことに、これらの線虫を普通の線虫と同じシャーレに入れると、寿命を延ばした方の線虫は2世代後には消えてしまうのです。競争力がないのは、普通の線虫ほど成長が早くなく、活動的でもないからです