米国政府や、軍隊や、

 

専門家でもなく、

 

通常の高校生以上の、人間なら、

 

 

”ビビルでしょう!”

 

 

 

 

 

 

====================================

 

非対称攻撃の成功に恐れおののく大国

ウクライナの“ドローン奇襲作戦”を見た米国がビビった理由

 
 
 
ウクライナのドローン攻撃で破壊されたロシアの「TU 95」爆撃機(6月4日に撮影された衛星画像)  Photo: Maxar Technologies/Handout via REUTERS
 
 
ウクライナのドローン攻撃で破壊されたロシアの「TU 95」爆撃機(6月4日に撮影された衛星画像)  Photo: Maxar Technologies/Handout via REUTERS
 
 
 
 

 

ワシントン・ポスト(米国)

 

Text by Ellen Nakashima and Warren P. Strobel

ウクライナが6月1日に仕掛けた奇襲攻撃「クモの巣作戦」は、比較的安価なドローンを使ってロシアの長距離爆撃能力のかなりの部分を破壊した。それは3年に及ぶ隣国との戦争において敵に与えた唯一最大の打撃であり、非対称戦の見せ場であったことは間違いないだろう。

計画に1年半を要したという作戦は、商用トラックにドローンを載せてロシア国内に密輸して空軍基地の近くに駐車。時機を待って、いっせいに遠隔操作で起動させるというものだった。

その大胆な攻撃は、核兵器を搭載できる爆撃機を含む、少なくとも13機のロシア軍機を破壊し、その他数十機に損害を与えた

 

 

 

 

ウクライナを支援している米国は、このドローン攻撃に歓喜したが、同時に背筋が凍るような現実も突きつけられた──

 

 

米国自身、

 

このようなローテクで低コストな攻撃に対して、

ますます脆弱になっているのだ。

 

 



「国防総省はこのことを真剣に憂慮すべきです」と警鐘を鳴らすのは、米シンクタンク「新アメリカ安全保障センター」の上級研究員で、ドローン戦争と核抑止を専門とするステイシー・ペティジョンだ