本領発揮の、”ずる賢い”
プーチン
「ウクライナが鉱物資源を米国に渡さない
なら、
ロシアがあげよう
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これは、過去3年のプーチンの発言の中で、
”一番、
(ずるがしこい)
頭の良い戦略です!”
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ウクライナの占領地域にある鉱床の権益まで
プーチン「ウクライナが鉱物資源を米国に渡さないなら、ロシアがあげよう
ワシントン・ポスト(米国)
Text by Mary Ilyushina
トランプ米政権がウクライナに同国の鉱物資源の半分を譲渡するよう迫るなか、ロシア側から対案が出た。ウラジーミル・プーチン大統領が、ロシアの希少鉱物へのアクセス権を米国に認めてもいいと申し出たのだ。
これは対案であると同時に、ドナルド・トランプ大統領の一方的な条件に難色を示しているウクライナ政府への圧力ともいえる
ウクライナ侵攻から3年を迎えた2月24日、プーチンは国営テレビのインタビューに応じ、ロシアはウクライナよりも豊かな天然資源を保有していると強調した。
「我々は、米国のパートナーが興味を示すなら協力する準備ができている。私がパートナーと言うとき、それは政府だけでなく企業も含まれる。そして、これは強調しておきたいことだが、我が国にはこの種の資源がウクライナよりもはるかに多く眠っており、ロシアはこれらのレアアースの埋蔵量で世界屈指の国である」
なかでもプーチンは航空宇宙産業などで使用されるアルミニウムの原料、ボーキサイトの埋蔵量に言及。ロシアから米国へのアルミニウム輸出を再開するだけでなく、米国企業と協力してさらに供給量を増やす可能性も示唆した