バフェット氏、日本の商社株買い増しの意向 保有「いくらか上昇」
朝日新聞
インタビューに答えるウォーレン・バフェット氏=2023年4月11日、東京・大手町© 朝日新聞社
米著名投資家のウォーレン・バフェット氏は22日、自らが率いる米投資会社バークシャー・ハサウェイの「株主への手紙」を公表した。
この中で、これまで10%を上限に投資してきた日本の商社5社と
「上限を適度に緩和することで合意した」と明らかにした。
「今後、5社のバークシャーの保有率がいくらか上昇するだろう」と続け、買い増す意向を表明した。
バークシャーは2019年7月に
伊藤忠商事、
三菱商事、
三井物産、
住友商事、
丸紅
の日本の商社5社の株式取得を開始。
20年8月には
各社の発行済み株式の5%超を取得したと公表した。
この際は、保有率は10%未満に抑えると説明していた。
23年6月時点では各社株の7.47~8.31%を保有していた。
バフェット氏、日本の商社株買い増しの意向 保有「いくらか上昇」