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米政権、国際開発局の職員を全世界で休職に 数千人が帰国へ

2月4日、トランプ米政権は、米国際開発局(USAID)の全ての直接雇用職員を全世界で休職とし、海外で働く数千人の職員を帰国させると発表した。
ワシントンのUSAID本部、3日撮影(2025年 ロイター/Kent Nishimura)
Humeyra Pamuk [ワシントン 4日 ロイター] -
トランプ米政権は4日、
米国際開発局(USAID)の
全ての直接雇用職員を
全世界で休職とし、
海外で働く数千人の職員を帰国させると発表した。
同局ウェブサイトに掲載された発表文によると、
米東部標準時7日午後11時59分に
USAIDの全ての直接雇用職員は全世界で休職となり、
一部の職員のみ対象外となる。
米議会調査局(CRS)によると、
USAIDの職員総数は1万人以上で、
その約3分の2が海外で勤務している。
USAIDには60以上の国と地域のミッションがある。
海外にいるUSAID職員のために、
政府は国務省と連携して計画を準備しており、
30日以内に米国に帰国する職員の旅費を負担するという
米政権、国際開発局の職員を全世界で休職に 数千人が帰国へ(ロイター)
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米政府効率化チーム、財務省支払いデータの閲覧可能に 抗議も

David Lawder Tim Reid [ワシントン 4日 ロイター] - イーロン・マスク氏が率いる米政府効率化チームが、財務省の支払いシステムコードに「読み取り専用」でアクセスできていることが4日、財務省当局者の書簡で分かった。 当局者は民主党のロン・ワイデン上院議員に宛てた書簡の中で、政府効率化チームがシステムコードにアクセスしたことを確認。政府機関や国民に対する支払いの整合性を最大化するために見直しを行っていると説明した。 ただ、このアクセスによって社会保障や高齢者向け公的医療保険「メディケア」など政府からの支払いが遅れたりはしていないという。 ここ数日、政府効率化チームが年間6兆ドル以上の政府支出を管理する財務省のシステムにアクセスしたと報道されてきたが、ベッセント財務長官はコメントしていない。 このアクセスに抗議するため、4日には数千人が財務省の周りに集まり、「誰もマスクを選んでいない」「ベッセントはわれわれの金を守れ」と書かれたプラカードを掲げていた。 民主党議員約30人は財務長官と話すために財務省に入ろうとしたが、立ち入りを拒否されたという。エリザベス・ウォーレン上院議員は「イーロン・マスクは米国民から権力を奪おうとしている。われわれは反撃に来た」と語った。 民主党は4日、マスク氏のような「特別政府職員」が政府の機密記録にアクセスすることを拒否する法案を推進すると表明した
米政府効率化チーム、財務省支払いデータの閲覧可能に 抗議も(ロイター)