以前にも、この事件が発覚したころ、確か、このアメブロでも書きましたが、
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トンネル内壁に施工不良の空洞か、京都府が通行止めレーダー探査へ
青野 昌行
日経クロステック/日経コンストラクション
トンネル内壁に施工不良の空洞か、京都府が通行止めレーダー探査へ | 日経クロステック(xTECH)
京都府福知山市の府道談夜久野線「ゆずりトンネル」で、コンクリートの内壁に施工不良と考えられる空洞が見つかった。府の中丹西土木事務所は安全性に欠ける可能性があるとして、2025年1月15日から全面通行止めにしている。今後、レーダー探査で空洞を調査し、対策を検討する。
ゆずりトンネルの南側坑口(写真:京都府中丹西土木事務所)
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ゆずりトンネルは延長455mで、01年12月に供用を開始した。内壁となる覆工コンクリートの厚さは坑口付近で35cm、それ以外は30cm。西田工業・古瀬組・三丹開発JV(共同企業体)がNATMで施工した。
19年の定期点検で判定した4段階の健全度は、高い方から2番目の「II」。中丹西土木事務所はこの結果を踏まえ、ひび割れや打音による異常があった箇所の表面を厚さ5cmはつり、ポリマーセメントで修復して炭素繊維シートを貼り付ける補修工事を進める予定だった。
25年1月8日に工事に着手し、これまで11カ所で表面をはつった。そのうち頂部の2カ所で穴が開き、覆工コンクリートの背後にある吹き付けコンクリートとの間に空洞が広がっていることを確認。空洞を発見した1月15日の午後9時30分、トンネルを通行止めにした。
空洞の発見箇所。覆工コンクリートの設計上の厚さは35cm(写真:京都府中丹西土木事務所)
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空洞の発見箇所。覆工コンクリートの設計上の厚さは30cm(写真:京都府中丹西土木事務所)
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