子犬くわえて病院へ助け求める母犬 入口前に子犬を置きペロペロ…獣医が治療し一命を取り留める 獣医師「助けてもらえると理解して連れてきた」 トルコ

トルコの動物病院に子犬をくわえた母犬が現われ、入口前にぐったりした子犬を置き、助けを求めるような様子がカメラにとらえられた。 気づいた獣医師がすぐに子犬を保護し、治療を開始したため、一命を取り留めた。 過去に母犬の子犬が病院で保護されていて、獣医師によると、助けてくれるのを理解して頼ってきたのではないかという。
【画像】子犬をくわえた母犬が動物病院に現れ、獣医師によって保護される一部始終(計8枚)
病院に子犬を連れて来院した母犬
トルコ・イスタンブールの動物病院で13日に撮影されたのは、子犬をくわえて現れた母犬だ。 くわえられた子犬は、ぐったりとした様子だった。 病院の入口前に子犬を置くと、母犬は心配そうにペロペロとなめる。 その様子に気づいた獣医師は、すぐさま子犬を保護し、治療に取りかかった。 母犬は治療中も、不安げに子犬を見守り続けていたという。 その後、凍死寸前だったという子犬は、獣医師たちの迅速な治療によって一命を取り留めた。
“助けてくれた”記憶をたどり…
しかし、なぜ母犬は、動物病院に子犬を連れてくることができたのか。 治療にあたった獣医師は、「ここに連れてくれば助けてもらえると理解して、子犬を連れてきたんだ」と話す。 野良犬だった母犬は路上で出産し、その後、弱ってしまった子犬を抱えていた。 それを見つけた人が病院へ連れていき、子犬を保護したことがあったのだ。 それを見た母犬は、“ここに連れてくれば我が子を助けてくれる”と理解して、連れてきたのだという。 「かわいい子。すごく幸せだね」と獣医師が母犬をなでる。 現在は、病院で母子ともに面倒を見ていて、元気に過ごしているという。 (「イット!」 1月21日放送より)
イット
子犬くわえて病院へ助け求める母犬 入口前に子犬を置きペロペロ…獣医が治療し一命を取り留める 獣医師「助けてもらえると理解して連れてきた」 トルコ(FNNプライムオンライン
【慈愛】瀕死の子犬くわえて病院へ助け求める母犬…凍死寸前だった子犬は獣医師の治療で一命取り留める 病院に連れてこられたワケとは トルコ
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