“特殊詐欺拠点”に日本人6人が監禁か ミャンマーの中国系犯罪集団
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軍事クーデター後の情勢不安が続くミャンマーで、
中国系の犯罪集団の拠点に
日本人6人が監禁されている可能性があることが分かりました。
特殊詐欺などに加担させられているとみられます。
【写真を見る】“海外で高収入”求人広告にだまされたか 日本人6人を監禁か
ミャンマーでは、
中国やタイとの国境周辺に
カジノ施設などが建設され、
中国系の大規模な犯罪集団が
人身取引で集めた外国人らを
オンライン詐欺に加担させていると問題視されています。
被害者支援を行う市民グループは先週、
中国や
スリランカ、
ケニアなど
21の国と地域からのあわせて
6000人以上が監禁され、
日常的に暴力を受けているとの報告書を公表しました。
被害者の中には日本人6人もいる可能性があるとしています。
人身取引被害者支援の市民社会ネットワーク
ジェイ・クリティヤさん
「同じ拠点にいた他国の被害者と連絡を取り、日本人が6人いると分かったが、彼らの身に危険が及ぶため詳しい情報収集ができていない」
被害者らは、海外で高収入を得られるというSNSの求人広告にだまされ
、タイなどを経由してミャンマーに送られているとみられます。
市民グループは、
関係国の政府などに救出を要請していますが、
詐欺の拠点はミャンマー軍の統治が及ばない武装勢力の支配地域にあり、
対応は難航しています。
TBSテレビ
“特殊詐欺拠点”に日本人6人が監禁か ミャンマーの中国系犯罪集団(TBS NEWS DIG Powered by JNN)