松山英樹、米ツアー通算10勝目…今季2度目のVで日本人初の年間王者へ前進

読売新聞

 

今季の米ツアー2勝目を飾った松山英樹(18日)=AP

 

 

メンフィス(米テネシー州)=帯津智昭】パリ五輪の男子ゴルフで銅メダルを獲得した松山英樹選手(32)が18日、米ツアーのプレーオフ第1戦、フェデックス・セントジュード選手権を制し、米ツアー通算10勝目を挙げた。五輪後初の大会で、今年2月のジェネシス招待に続いて今季2勝目。通算では自らのアジア勢最多勝利記録を更新した。

 テネシー州メンフィスのTPCサウスウインド(パー70)での最終ラウンドで、2位と5打差の首位でスタート。一時は2位に転落したものの、17、18番で連続バーディーを奪い、通算17アンダーで優勝した。年間ポイント上位選手が出場するプレーオフシリーズは第3戦まであり、米ツアー11季目の松山選手は日本人初の年間王者に向けて前進した