「今、売れているオーディオアクセサリー」 <売れ筋ランキング6月 番外編>
2024/07/29PHILE WEB
ビジネス編集部・ 竹内純
「今、売れているオーディオアクセサリー」 <売れ筋ランキング6月 番外編> - PHILE WEB
各店のひと言コメントとともにご紹介する。 AudioReplas「SAA-6SZ-Mk2-RUT」 ■AudioReplas「SAA-6SZ-Mk2-RUT」(電源タップ) オーディオスペースコア「MUTEC社のリクロックシステムを導入されるお客様が多く、電源が足りなくなるため」 ■PERFECTION「PFT-T650C」(電源タップ) CAVIN大阪屋「-」 ■KRIPTON「PB-150」(電源ボックス) CAVIN大阪屋「-」 ■MUTEC「MC3+USB」(USB デジタルオーディオ・マスタークロックジェネレーター) オーディオスペースコア「リクロックシステムは今アップグレードの決定版です」 ■MUTEC「REF10 NANO」(10MHzリファレンス・マスタークロックジェネレーター) オーディオスペースコア「MC3+USBの元クロックとしてセットでお薦めしています」 ■YG Acoustics「RACK1.1」(オーディオベース) オーディオスペースコア「YG Acousticsスピーカーユーザーが必ず導入されるオーディオボード」 ■AudioReplas「SFW-HD」(音響パネル) オーディオスペースコア「ルームチューニングの決定版でリピーター続出です」 ■光城精工「Crystal E-G」(仮想アース) AV BOX「音質効果が実感できます」 ■SPEC「RSP-W1」(リアルサウンドプロセッサー) AV BOX「音質効果が実感できます」 ■SPEC「RSP-AZ1」(リアルサウンドプロセッサー) AV BOX「音質効果が実感できます」 ■Wellfloat「Double 4548」(ボードタイプ・インシュレーター) 第一無線「リピーターが多い」 ■Ortofon「Record stabilizer」(レコードスタビライザー) CAVIN大阪屋「-」 ■ティアック「W-1200」(ダブルカセットデッキ) ヨドバシカメラ「-」
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オーディオショップ・オーディオコアのお話や私の趣味、日常のブログです。
Audio Replas SAA-6SZ MkⅡ-RUT
オーディオは電気の音なので電源で音がガラッと変わる事は周知の事実ですが、当店では色々と試してきた結果、「オーディオリプラス」というブランドの電源タップをここ数年気に入ってお勧めしています。
そのオーディオリプラスの電源タップは航空機グレードのアルミ合金の削り出し筐体に3個のタップそれぞれを分けて配置し、さらに配線もパラレルにして接続機器同士の干渉を抑えるという大変凝った構造になっております。
その電源タップは「SAA-6SZ MkⅡ」というモデルですが、コンセント部がルテニウムというメッキ処理を施した「SAA-6SZ MkⅡ-RUT」という上位モデルが発売となったとオーディオ誌に掲載されているので気になってデモ機をお借りしてみました。
Audio Replas SAA-6SZ-RUT ¥196,900
筐体はスタンダードモデルと共通ですが赤いコンセント部(RWC-2RU)が採用されて約10万円高くなっています。
当店使用中のスタンダードモデルが右、
ルテニウムコンセントが左、比較してみました。
ルテニウムメッキとは、雑誌の掲載記事によると、
「異種金属が触れ合う接点部分における音の融合性、整合性が高く、接点で生じる量子ノイズを低く抑えられる」そうです。
試聴してみて、スタンダードモデルは基本性能が高いので明瞭でエネルギーを感じるしっかりとした音ですが、RUTは音の分解度がさらに高く潤いと透明感が出てきました。
特に楽器や音が集中したごちゃごちゃするシーンになると明晰に音を分けて再生してくれる感じになりました。
スタンダードモデルは落ち着いた感じにも聴こえますが、表現を変えるとRUTより分解度が足りないんでしょう。
このルテニウムメッキというのは金やロジウムメッキとはまた違ってメッキの音の差というだけでは表現が足りない感じで何て言えばよいのだろう?
オーディオ的にマッチングの良い新しい金属が見つかったという印象です。
電源、改めて勉強になるなぁ
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