ギュスターヴ・エッフェル(塔のエッフェルさん)さんは、
「当時、構造デザインの専門家」でしたが、
今、日本などのこういうものを見て、
どう思うのでしょうかねえ????
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マリア・ピア橋(ポルトガル語:Ponte Maria Pia)は、
ドウロ川(ドール川)に架かっている。
ギュスターヴ・エッフェルが設計を担当し1877年に建設された
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パリのオルレアン鉄道の技術者を務め、多くの鉄橋・駅舎
(ガラビ橋、
の設計にかかわる
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新東名に架ける日本最大級のバランスドアーチ、鹿島JVが施工
新東名高速道路河内川橋工事(神奈川県)
筒井 爽人
日経クロステック/日経コンストラクション
日本最大級のアーチスパンを誇るバランスドアーチ橋の施工が最盛期を迎えている。通常の6倍の容量を持つ移動作業車が、巨大なアーチを構築していく。施工時にアーチリブを支える斜吊り材などを本設部材として使用。施工の合理化を図ってきた。
河内川橋の施工のタイムラプス動画。クレーンやインクラインが稼働していることが分かる(動画:大村 拓也)
日本の新しい大動脈となる新東名高速道路。2027年度の全線開通に向けて、新秦野インターチェンジ(IC)─新御殿場IC間で河内川橋(神奈川県山北町)の施工が最盛期を迎えている。現場は丹沢山地の西端に位置する。下から見ると、県道76号と河内川をまたいで延びるアーチリブに圧倒される。
河内川橋と県道76号をまたぐ河内川橋のアーチリブ張り出し架設の様子(写真:大村 拓也)
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現場近くには茶畑が広がる(写真:大村 拓也)
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P2橋脚付近のヤードから河内川橋を見上げる(写真:大村 拓也)
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河内川橋の橋長は上り線が771m、下り線が692m。上下線とも中央の渡河部が3径間連続鋼・コンクリート複合バランスドアーチ橋だ。P2とP3の2本の橋脚からそれぞれ左右に一室箱桁断面のPRC(プレストレスト鉄筋コンクリート)アーチリブを張り出してバランスを取りながら構築。中央部で最大支間長220mのアーチを形づくる。日本最大級のバランスドアーチだ。
中日本高速道路会社は、交差する県道76号の交通や河内川の流れにできるだけ影響を与えないこと、観光地として知られる丹沢湖の入り口に当たる地域のランドマークとすることなどの設計コンセプトから、バランスドアーチを採用した。
上部工は「トラス張り出し工法」で、アーチリブと共に斜吊り材や鉛直材、水平材でトラスを構築する。移動作業車が1ブロックごとにアーチリブを先行して構築。後続で斜吊り材などの施工を進める。取材した24年4月時点では、上下線合わせて同時に8カ所で作業が進んでいた。
上下線合わせて8カ所で張り出し架設が進む。使用するトラベラークレーンは全国で13台しかないという(写真:大村 拓也)
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P3橋脚エリアのクレーン計画図(出所:中日本高速道路会社)
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アーチリブ内部の様子(写真:大村 拓也)
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通常であれば仮設として使用する斜吊り材や鉛直材だが、ここでは設計コンセプトである環境配慮や合理性などの面から部分的に本設利用を決めた。
斜吊り材は一部を本設として残し、鉛直材は主橋脚近くの3本に後からコンクリートを巻き立てる必要のない工場製作の部材を使用した。処分する仮設部材を減らせる上、追加施工の必要がなく工期短縮につながる。
施工時の精度管理も難度が高い。施工が進むとトラスは先端部が重くなり、たわむ。
施工者の鹿島・大成建設JV工事事務所の田中誠所長は「鉛直材はトラスの変動を想定して設置しなければならない。精度管理が厳しく、非常に気を使う」と話す。常時計測して設計との誤差を確認しながら施工を進める。
この現場で使う移動作業車の能力は約1200t・m。一般的な移動作業車の6倍だ。1つのブロックを大型化し、移動作業車の前進などの作業回数を減らした。ブロックの橋軸方向の長さは最大で6.5mに達する。ブロック数は当初設計の23から16に抑えた。8台の移動作業車は全て新たに製作した。
巨大な移動作業車でアーチリブを架設する(写真:大村 拓也
新東名に架ける日本最大級のバランスドアーチ、鹿島JVが施工 | 日経クロステック(xTECH) (nikkei.com)