米、対イラン報復に参加しない意向 大統領がイスラエル首相に伝達
Jeff Mason [ワシントン 14日 ロイター] -
イランに対するいかなる対抗措置にも
米国は参加しないと伝えた。
ホワイトハウス当局者が14日に述べた。
【動画】イランがイスラエル領を直接攻撃、200機以上のドローン発射 上空に光り輝く物体
イランは13日、
今月初めにシリアにあるイラン大使館周辺が
イスラエルによるとみられる攻撃を受けた報復として、
イスラエルに数百のドローンやミサイルを発射した。
バイデン氏は同日発表した声明で、
イスラエルが
「前例のない攻撃に対しても防御し、打倒する並外れた能力を発揮した」と
ネタニヤフ氏に伝えたと明らかにした。
イスラエルの対応や米国が関与する可能性について
協議したかどうかには言及しなかった。
米国家安全保障会議(NSC)の
カービー戦略広報調整官は14日、
米国は引き続きイスラエルの防衛を支援するが、
イランとの戦争は望んでいないとABCの番組で述べた。
イスラエルによるイランへの報復を米国は支援するかとの問いに対し、
イスラエルを防衛し、
イスラエルが自国を防衛するのを支援するという
米国のコミットメントは「揺るぎない」と応じた。
同時に
「(バイデン)大統領が何度も述べてきたように、
われわれは(中東)地域の紛争拡大を求めていない。
イランとの戦争を望んでいない」とし
「地域の緊張激化を望んでいない」と強調した