ここ12年くらい、同じことを、4度くらい、
書いておりますが、
まあ、私が書いても、
社長さんが読んで、
ビジネス展開の方法や、
コンセプトを、改めるわけでもありませんから、
何の意味もありませんが、
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無印良品は、
1) 小型店舗を、数軒出しても、完全にダメです。
大型店、いや、超大型店だけが、意味を成します。
もしロンドンに、小型店が6軒あるのなら、
旗艦店の銀座店くらいの、約3分の2くらいの、
大きさを出店しない限り、成功しません。
ロンドンの小さい店に、
文房具が人気だからといって、売り上げ的には、たかが知れております、
お客一人が、ボールペンを、
3本購入して、30人来ても、微々たる売り上げです。、
日本でも、ホームセンターに行けば、
(アイリス大山など)山ほどあるような、
プラスチックや、ワイヤーや、他の素材であろうと、
オーガナイズの整理整頓製品は、
場所/スペースを取りますし、
品数やサイズが少なかったら、何の意味もありません。
旗艦店の銀座店の3分の2くらいの、
あるいは渋谷のロフトの、3分の2くらいの、
大きさがあってこそ、
選ぶ気もちになるのです。
ユニクロも、30年近く前、ロンドンなどで、
まるっきり、
同じ間違いをしたわけで、
(超小型店を、やはり数軒やっていました)
今では、超大型店しか、
欧米で、出店しておりません。(と、おもいます????)
ユニクロは、失敗から、学んだわけです。
(マンハッタンや、パリを見ればお分かりのはずです)
日本のように、ユニクロが成熟して、
『お客が狙った商品だけを、一時的に買うような』
状態に成熟してから、
駅構内のような、超小型店は、まあまあ、やっていけますが、
(オフィースで、寒かったから、駅によって、ヒートテックを買いに行こうとかーーーー)
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欧米では、そんな小型店で利益が出るには、
大都市で、超大型店を、30年以上やり続けるという
成果や、経過を通り越してから、
初めて、小型店で営業しても、
利益が見込める、
という状態まで、今からでも、
40年は、かかるでしょう。
2) 衣料品や靴などのみならず、
雑貨であろうが、
人気の、文房具であろうが、
寝具類であろうが、
ユニクロの初期以上に、
MUJIは、
「色気が(まあ、コンセプトでしょうが)あまりにもなさすぎます』
言い訳として、
わざと、色気を消滅させている!
とーーーー~~~~!!!、
”それがコンセプトなので!”
と、
弁解するでしょうが、
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お好きにどうぞ!----という感じで、
今のまま通りの、
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色気や
セクシーさや、
妖艶さや、
豪華さ、リッチ感、
エレガントさや、品格の高さ
デザインのユニークさ、
木々や花類などの自然さ
西欧文化や西欧芸術の良さ、
ある程度の装飾をあしらったもの、
魂とか、情熱とか、スピリット
シンプルといっても、北欧家具や北欧デザインですか?
じゃあ、日本伝統の、”わび、さび”ですか?
日本のサブカルチャーで、数字(利益)でも、人気でも一緒に、成果をあげている、
”日本独特の、可愛さ”や、”アニメや、漫画チックさ” 、---。
「味気なさ」を強調し、その、まるっきりの反対の、”味け”を否定し、
男らしい、とか、女らしい、とか、、
ファッショナブル、
ユニークだねえ!
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これらを、完全に、否定し続け、
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これらを、
絶対に出さない、
あらわさない、
表現しない、
見えさせない、
という、
『創業からのコンセプト』
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これらに固執し過ぎる以上、
(これらのコンセプトは、もう、オワコンです)
欧米では、破産宣言以上に、
”完全” に、撤退を、余儀なくさせられるでしょう。
頑張ります!
とか、
石の上にも25年、
継続していけば、いつかは、わかってくれる!
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は、
1%も、欧米のMUJI商品と、規模のコンセプトでは、通じません。
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まとめますと、
超大型店のみ出店し、
無機質、ユニセックス、無感情、無文化、無国籍、
デザインしていると感じさせないデザイン、
を廃止し、
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方向転換をしない限り、
欧米での、MUJIに、未来はありません。断言します!
欧米の赤字を日本の利益で、補填する―ーーは、もう、経営危機です。
日本で人気らしく、
種類も増え続けていると、
「噂」される、
レトルト商品や、その他の、小麦類などのクッキー類、食料品、などなど、
口に入れるもの、
これらも、欧米では、通用しません。
(先日の新装開店のマンハッタン店の、客の85~92%%は、
東洋人、中国系です、
会社は、人種や民族を分析しているのでしょうか?
----アメリカなら西欧なら、
現地の白人に、受け入れられなかったら、成功しません―ーーーラーメンのように!)
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しかも、見出しだけ掲載を下に、しましたが、賃金と福利厚生です。
ボールペンだけでは、欧米の従業員を、
養っていけません。
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カリフォルニア州、時給暴騰でついに「3000円」に時給爆上がりで店長たちが今懸念していること
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無印良品「欧州で破産」報道から見る変化の現実 欧州より東アジア、国内も都会では「飽き」? | 街・住まい | 東洋経済オンライン (toyokeizai.net)
無印良品「欧州で破産」報道から見る変化の現実 欧州より東アジア、国内も都会では「飽き」?
谷頭 和希
「ヨーロッパで、無印良品が破産した」…そんなニュースがSNS上で話題になりました。一方、国内でも地方の強化が進んでいるようです(写真:Lukas/PIXTA)© 東洋経済オンライン
欧州・MUJIの実質的破産、英国小売業界の苦境
「ヨーロッパで、無印良品が”破産”したらしい……」
【写真で見る】都市部では「飽きられ」? 既存店の客数が漸減傾向にある「無印良品」
X上の一部で、そんなニュースが先週、話題になった。
筆者は最近、無印良品に注目し、現地へのフィールドワークや文献調査を行っていた。その中で感じたのは、「特に都会や都市部では、数年前ほどの勢いがなく、少し飽きられているかもしれない……」ということだ。会社側もこうした状況を理解しているようで、さまざまなテコ入れ策が見られる。
そこで本記事では、欧州の無印良品の破産を一つのきっかけとして、無印良品の現在の姿を紹介したい。ポイントは、
①国外市場では、欧州市場で苦戦し、東アジア市場にシフトしている
②国内では既存店の改革を行い、地方出店を加速させているが、厳しい状況は続いている
③ただし、地方でのブランド力はあり、ブランディング的に見ても地方出店には分がありそう
という3点だ。
英・ガーディアン紙の記事「無印良品ヨーロッパ、英国の主要繁華街の苦境で管財人を任命へ」によると、「日本の衣料品・家庭用品小売業、無印良品のヨーロッパ部門が管財人を選任することになり、苦境にあえぐ英国の主要繁華街にまた暗い兆しが見えてきた。ロンドンに6店舗、バーミンガムに1店舗を構える小売業者の広報担当者は、この動きは『計画的な戦略的事業再編』の一環であり、まもなく合意に達する見込みだと述べた。同社は、このプロセスが店舗やスタッフ、チェーン運営全般に直ちに影響を与えることはないと強調した」とのこと(和訳は筆者による)。
一見センセーショナルに映る「破産」という文言。運営元である良品計画も、3月25日には「特定子会社の異動に関するお知らせ」というリリースで、MUJI EuropeLimitedへの20,000,000英ポンド(約38億円)もの増資をひっそり(?)発表している。
日本とは法律も違うはずなので、「破産申請をしたのか、これから入るのか」を、担当編集経由で良品計画に問い合わせたところ、「英国民事再生手続きに掛かる財産管理人の候補者選定をした」「ただ、欧州からの撤退ではない」とのことだった。
ゆえに、なかなか表現が難しいところなのだが、筆者としてはそこまで深刻に受け止める必要はないだろうと考えている。
というのも、最新の決算資料を見ると、無印良品は国内587店舗、海外643店舗と、海外を主軸とする企業になっている。特に東アジアには494店舗を展開しており、近年の出店もその地域に集中している。
その一方で、欧米は55店舗。2020年には、アメリカ事業を展開する連結子会社「MUJI U.S.A. Limited」がアメリカで破綻したことも話題になった。
日本では「おしゃれな生活雑貨店」として確固たる地位を築いた無印良品だが、欧米での影響力は限定的で、東アジアへの販路拡大にシフトしていたのだ(店舗数はいずれも2023年11月末時点、2024年8月期第1四半期決算説明会資料による)。
欧米事業が占める割合は少ない。ので、欧州子会社が不振でも、大きな問題はなさそうだ(画像:「2024年8月期第1四半期決算説明会資料」より)© 東洋経済オンライン
また、ガーディアン紙の報道からは、イギリスの小売業界全体が厳しい局面にあることもうかがえる。記事によれば「このニュースは、一連の有名小売店が苦境に立たされたことに続くものだ。ザ・ボディショップは2月に管財人を呼ぶと発表し、その後英国内の店舗の半分近くを閉鎖すると発表した。今月には、ファッション・ブランド、テッド・ベーカーを運営する会社が管財人を選任し、英国内の46店舗で数百人の雇用が危機にさらされている」という。無印良品だけが取り立てて不調なわけではないようだ。
既存店の改革を打ち続ける
とはいえ、無印良品(を運営する良品計画)が、何らかの次の一手を打たなければならない局面にあることは間違いない。実際、同社の営業利益は下がっていて、2018年2月期に記録した45,286百万円を、その後は超えられていない。売上高は順調に成長しているにもかかわらずだ。
同社としてもそこは認識しているのであろう、都心では旗艦店を中心とする既存店の改革、地方では積極的な出店攻勢を行っている。
例えば、新宿店ではアパレルに特化した店舗を導入した。特にアパレル部門は、2021年からの「ジェンダーレス」政策での売り上げの落ち込みが激しく、回復のためのテコ入れが必要だとされていた。そのための政策の一つがこうしたアパレル特化型店舗の設立だ。
これだけでなく、駅ナカなどを中心に日用品を中心とする品揃えの「無印良品500」も展開し、2023年8月時点で30店舗に達している。また、無印良品の定番商品ともいえる「カレー」の値下げに踏み切るなど、さまざまな施策に打って出ている。
この背景には、既存店での売り上げの落ち込みがある。2023年8月期の決算説明会資料によると、「全店+EC売上」が前年比で109.4%の一方で、「既存店+EC売上」が前年比で96.5%。客数は93.2%と、漸減傾向にあるのだ。客単価の上昇と、新店および新設既存店の寄与が大きいために見えにくくなっているのだが、都市部での「無印良品」の吸引力は、明らかに弱くなっている。
客単価は上昇しているが、客数は減少傾向(画像:「2023年8月期決算説明会資料」より)© 東洋経済オンライン
加速する地方出店と、地域との関わり
さらなる改革案として、ここ数年来、無印良品は地方にもその店舗を広げている。良品計画の年次レポート「MUJI2023」には、食品スーパーマーケットに隣接する場所を中心に、全国に出店を広げていく戦略が示されている。2024年3月12日には離島では初めてとなる店舗を「対馬」にオープンさせ、話題を呼んだことも記憶に新しい。
こうした地方出店の際、同社はチェーンストアとしては珍しい「個店主義」を貫き、その地域に合わせた店舗展開を行うことも、「MUJI2023」では示されている。新潟の直江津や北海道の函館など、全国各地に多様な無印良品が存在している。
地方出店の背景としては、「無印良品」というブランドを、より日常的に使うことのできるブランドにしたいという思惑があるだろう。スーパーマーケットの一角に置き、普段使いができる店にするというのは、売り上げを考える際には、確かに合理的だ。
ただし、こうした地方出店の際の標準店舗面積は600坪で、これまでの無印良品よりも大きい店舗となっていて、坪辺りの営業利益で苦戦していることも確か。
以上のように、無印良品は近年、都心店舗を中心とする改革、地方への積極的な出店という取り組みを行っているが、まだまだその成果は完全には花を咲かせていない、というところだ。
とはいえ、現在の地方出店戦略には一理ある。なぜなら、「無印」ブランドは特に地方ではまだ集客力を維持しているからだ(少なくとも、集客力がある、と思われている)。
例えば、ヨークベニマルは無印良品との共同出店を頻繁に行っている。共同出店によって若年層の集客が見込めるためだ。
実際、筆者が、那須塩原のヨークベニマルを核テナントとするショッピングモール「ヨークタウン」を訪れた際、そこにある無印良品は非常ににぎわっていた。近隣の「イオンタウン」などがガラガラだったのとは対照的だった。
ヨークベニマルと、無印良品の看板(筆者撮影)© 東洋経済オンライン
また、SNSなどで「無印良品」を検索してみると、「うちの街にも無印がやっときた」と投稿している様子なども見受けられ、まだまだ地方では「無印」ブランドが魅力的なものだともいえる。
このように、無印良品は地方においてまだブランド力を維持しているようにも思える。「地方」に根を下ろし、拡大していく戦略は功を奏するかもしれない。
「無印良品」の「ストーリー」としての「地方戦略」
実は、こうした「地方戦略」の強みは、実質的な利益だけではなく、「無印良品」という会社の経営戦略を「ストーリー」として見たときにも、すんなり受け取れるものであり、その点でも、希望があると考えられる。
『ストーリーとしての競争戦略』の著者・楠木健が指摘するように、優れた経営戦略は、それを一つの「ストーリー」として提示することができる。
無印良品は1980年、西友のプライベートブランドとしてスタートし、西武グループの総帥だった堤清二の思想が深く刻みこまれたブランドだった。その思想とは、「ノーブランドというブランド」というもの。当時のハイブランド隆盛の時代に真っ向から対立する、非常にコンセプチュアルな理念だ。
そして、その理念は、商品デザイナーに起用された杉本貴志や小池一子、原研哉といったデザイナーたちの商品デザインも含めて、同社のさまざまな戦略の際を打ち出すときのストーリーの核となってきた。例えば、そのストーリーの一環として、ハイブランドではなく、その土地に根付いた、土着的なものを重視する、という商品開発における姿勢も生まれている。
また、良品計画のこの姿勢は、「リージョナルランドマークストア」を増やしているスタバに通じる。リージョナルとは「広い地域」を指す言葉で、スタバの公式サイトでは「日本の各地域の象徴となる場所に建築デザインされ、地域の文化を世界に発信する店舗の総称です」と語られている。神戸北野異人館店や太宰府天満宮表参道店が代表例だ。
このように考えると、無印良品の地方出店は、ある種、「土地に根付いたものを重視する」という、それまでのストーリーを自然に発展させた形でありながら、昨今のチェーンストアのブランディングではトレンドに沿ったものでもあると言えるのかもしれない。
無印良品はどうなっていくのか
無印良品がここ数年、拡大の中である種の”ひずみ”を生じさせてきていたのは確かである。その中で、これまでの販路にはなかった、主軸とは言えなかった「地方出店」が選択肢として登場してきた。
これらは、表面的に見ると無印良品の方向転換にも思えるが、実は、ストーリーとして捉えたときの一貫性はあり、十分に分があるともいえる。
かつては日本における小売りの優等生ともいわれていた「無印良品」だが、さまざまな変化を遂げながら、現在でも迷いながら経営を続けている。その進路がどのようになるのか、今後の動きに注目したい
無印良品「欧州で破産」報道から見る変化の現実 欧州より東アジア、国内も都会では「飽き」? (msn.com)