ガザ南部最大の病院が機能停止 既に死亡した患者も
All Nippon NewsNetwork(ANN)
イスラエル軍による攻撃と包囲を受け、
ガザ地区南部最大の病院が、
機能を停止しました。
酸素吸入器が使えなくなり、既に死者が出ているということです。
ガザ地区の保健省や、
WHO=世界保健機関によりますと、
南部ハンユニスにある
ナセル病院が
イスラエル軍の襲撃を受け、
完全に機能を失ったということです。
医療関係者ら70人が拘束されたため、
医療活動に従事できる人員は限定的だといい、
電気と水の供給が止まったために、
酸素吸入器を使用していた患者8人が死亡したということです。
まだ200人余りの患者が取り残されていますが、
今後、重症患者ら数十人が死亡する恐れがあるとしています。
WHOのテドロス事務局長は、
「重症患者に対し、緊急の対処が必要だ」と訴えています。
周辺で掃討作戦を続けるイスラエル軍は、ハマスが病院を拠点として利用していて、内部で武器を発見した、と主張しています。
テレビ朝日