万博を、やめろ!なんて、一言も言っておりません、

 
1年延期しろ!
 
と、推薦しているのです!
 
 

 

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万博閉幕後の「大屋根」どう使うか、現地保存も視野に活用案を公募

奥山 晃平

 

日経クロステック/日経アーキテクチュア

 

 

 2025年日本国際博覧会協会(万博協会)は2025年国際博覧会(大阪・関西万博)のシンボルといえるリング状の大屋根について、閉幕後の活用案を公募する。2024年1月29日に発表した。大屋根は解体・撤去した後に木材を再利用する方針だったが、公募の提案内容には現地での保存なども含まれている。

大阪・関西万博の会場となる夢洲(ゆめしま)の2023年11月27日時点の様子(写真:生田 将人)

 

 大阪・関西万博の会場となる夢洲(ゆめしま)の2023年11月27日時点の様子(写真:生田 将人)

 

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 公募の実施要項によると、大屋根に使うほぼ全ての木材が利活用の対象だ。大屋根は高さ約12~20m、1周約2kmに及ぶ。大屋根にはアカマツやスギ、ヒノキを使っており、柱材と梁(はり)材は計約2万m3の集成材、屋根材は約6000m3のCLT(直交集成板)から成る。これらの木材は解体時に欠損が生じる箇所が出てくるため、万博協会は検討した上で対象の詳細を定める。

 大阪・関西万博は25年10月に閉幕する。その後、解体工事が27年2月まで続く。大屋根の木材などは、工事が終わるまでに引き取る必要がある。

 提案内容は限定せず、アイデアを広く募る考えだ。万博協会は、会場外で集成材やCLTを他の建物の構造材に再利用したり、会場跡地で全部または一部を活用したりする案を例に挙げた。大屋根を現地に残す場合、仮設建築物であることを考慮した前提条件の設定を求める