家族を入社させたい日建設計・日本設計、給与1位のイメージは三菱地所設計

谷川 博

 

日経クロステック

 

 

2024年4月に新たな労働時間規制が始まる「2024年問題」が迫り、建設産業への入職者を増やしたり、従事者の仕事への誇りを高めたりするには、建設産業に対する社会の正確な認知や理解を得る必要がある。その際に大きな役割を果たすのが建設産業を代表するプレーヤーだ。

 日経クロステックはマクロミルを通じて独自調査を実施。主要企業の知名度やイメージを尋ね、一般の1000人の回答を基にランキングを作成した。イメージ調査では、企業名を知っている会社について、どのようなイメージを抱いているか、選択肢の中から複数回答で聞いた。

建築設計事務所大手5社のイメージランキング「技術力が高い」

(出所:日経クロステック)

(出所:日経クロステック)

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 建築設計事務所の大手5社のうち、「技術力が高い」と答えた人が最も多かったのは三菱地所設計だ。回答者数は、全体の6%余りに当たる61人だった。

 次いで、NTTファシリティーズ(57人)、日建設計(44人)、日本設計(28人)、梓設計(14人)の順。大手5社といえども、技術力が高いイメージを持つ人は全回答者の1割に満たない。建築設計事務所に対して、社会は厳しい見方をしている。

 各社のイメージは、企業名を知っている人でなければ答えられない。そのため、イメージのランキングは、会社の知名度の影響をある程度受ける

 

 

 

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