一本道といいますと、

ロサンジェルスの近くに、

 
まあサンタモニカの北の海岸と丘陵の地方ですが、
 
25~45年前ころには、
 
冬の大雨の季節になりますと
 
海岸沿いの一本道の、PCHといいますハイウェイが、
 
土砂崩れのために、又か!!!
 
という感じで、
 
何十回も、1年に数回、
 
通行止めになりました。
 
マリブといいます地は、皆様もご存じのごとく、
 
ハリウッド関係の裕福な、俳優、プロデューサーなどが、
 
多く住みます、超・不便な、住宅地ですが、
 
彼らは、サラリーマンとは別に、毎日出勤しなくて済みますので、
 
それほど、人生では、困っているとは、いえなかったわけです。
 
1本道といいましたが、
 
超・遠回りですが、
 
タパンガ・キャニオンからの、う回路があります。
 
 
今回、石川県で、このエリアが、一本道といいますことは、
 
2本~3本の、う回路の国道、をインフラ設定しないといけないわけですね!
 
 
先ほどの”田中角栄土建会社” ではありませんが、
 
こういう大規模なインフラになりますと、
 
色々な、良いのも悪いのも、
 
土建屋が、動きます。
 
 

 

===============================================

 
 

能登の大動脈」寸断、陸の孤島に 1本の国道が全ての障害に

 

毎日新聞

大規模な土砂崩れが起きた国道249号=石川県珠洲市で2024年1月4日午後3時13分、本社ヘリから

 

 

 

 

 能登半島地震で、被災地は救助やインフラ復旧の遅れ、不十分な医療や支援物資、孤立状態など、さまざまな苦境に直面している。

 

それらの目詰まりの「ボトルネック」となっているのが、半島の道路寸断だ。政府は道路の啓開(けいかい)作戦を急ピッチで展開している。

 

 

 

  【写真】警報のさなかに陣痛 未明に生まれた女の子  

 

 

 

 

本州の中心から北に突き出た能登半島は山地が大半を占め、そこに集落が点在する。

 

「能登の大動脈」と呼ばれる国道249号は半島の沿岸を囲むように走り、山肌を縫うように県道や農道が通っている。 

 

 

 しかし、1日に発生した地震によって8日午後2時現在、その国道249号は少なくとも24カ所で土砂崩れなどによる通行止めが発生。甚大な被害が出ている石川県輪島市や珠洲(すず)市の市街地につながる道路は、1本ずつしか確保できていない。

 

「陸の孤島」と化した能登半島で、

住民たちは過酷な生活を強いられている。 

 

 

 四方を山に囲まれた石川県輪島市打越町地区。

 

 

1日の激しい揺れで自宅の外に出た区長の谷内(やち)均さん(66)は、

目の前の光景にがくぜんとした。

道路脇の木や電柱が次々と倒れ、県道につながる約1キロの道があっという間に塞がれていったからだ。「直径50~60センチの木が100本近く倒れて、異常な光景だった」。集落にいた26人が孤立した。  

 

 

全員で集落の集会所に身を寄せ、各自宅にあった食料などで夜をしのいだ。

しかし、翌日も電話は使えず、救助を呼べない。

4人がかりでチェーンソーで倒木を切って道を切り開いていったが、とても県道まではたどり着けなかった。  

 

半島北部に位置する輪島市、珠洲市、能登町、穴水町では、同様に孤立した集落が多数発生した。  

 

 

交通網の寸断は、救援物資の輸送も困難にした。  

「水や食料が足りず、地震から40時間以上たっても被災者1人にパン1個しか配れていない」。珠洲市の泉谷満寿裕(ますひろ)市長は3日、毎日新聞の取材に窮状を訴えた。 

 医療提供にも大きな影響が出ている

。4日から輪島市に入った災害派遣医療チーム(DMAT)事務局の医師、伊東尚(たかし)さん(43)は、金沢市内から約100キロ離れた拠点の輪島市役所まで車で8時間かかった。治療が必要な人を把握して病院につなげる役割を担うが、道路の損壊で避難所にたどり着くことさえ難しい。

「道路状況が悪いので、日のあるうちに活動を終える必要があり、医療が行き渡っていない」  5日早朝。孤立していた谷内さんたちは、倒木をどけて、ようやく人一人が通れる道を通した。

 

県道にいた消防署員らに孤立したことを伝えると、自衛隊による食料の支給はあったが、救助は来なかった。 

 「自力で出るには今しかない」。

谷内さんたちは同日午前9時ごろ、自ら脱出を開始した。

腰の悪い80代の女性は、脚立を広げて担架代わりにして約1キロ先の県道まで運んだ。そこで偶然通りかかった地元消防団の車に乗り、正午過ぎに避難所にたどり着いた。

「何とか生き延びることができた。

しかし、これからの生活は何も考えられない」。

谷内さんは途方に暮れた表情を浮かべた。  

石川県によると8日現在、約3300人が孤立状態となっており、約1万8000戸が停電している。

地震で多数の電柱が倒れたが、道路事情が悪くて十分に工事車両が入れないためだ。

【朝比奈由佳、川地隆史、柳楽未来

 

 

「能登の大動脈」寸断、陸の孤島に 1本の国道が全ての障害に(毎日新聞) - Yahoo!ニュース