近藤麻理恵の「片付けを諦めた」発言に世界が“ホッ”

 

クーリエ・ジャポン

Photo: Bennett Raglin / Getty Images

 

 

 

片づけコンサルタントとして世界的な人気を誇る近藤麻理恵が、「片付けを諦めた」らしい──2023年1月、複数の欧米メディアが驚きをもってこのニュースを報じた。

 

 

 

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2010年にベストセラーとなった『人生がときめく片づけの魔法』を発売して以来、

家の中をきれいに保つための「こんまりメソッド」を広めてきた近藤だが、

 

 

2021年に第3子を出産後は、自身の暮らしを見直さざるを得なかったという。

 

 米紙「ワシントン・ポスト」は、近藤がメディア向けのオンラインイベントで、「私の家は散らかっています。でも、人生のこの段階にある私にとって、正しいと思える時間の使い方をしています」と語ったと報じた。 「私は片付けのプロなので、これまでは家が常に片付いた状態を保てるよう、最善を尽くしてきました。でも、いい意味でちょっと諦めがついたんです。いま私にとって大切なのは、家で子供たちと楽しく過ごすことだと実感しています」 近藤のこの告白は、彼女の広めるライフスタイルに憧れを抱きつつも、現実的ではないと感じていた多くの人たちを安心させた。 ライターのルーシー・フォスターもそのひとりだ。幼い2人の子供の母親であるフォスターは、英紙「デイリー・テレグラフ」への寄稿で次のように述べている。 「めちゃくちゃで、混沌としていて、カラフルで、散らかっている──近藤麻理恵が発見したように、子供のいる生活とはまさににそういうものだ。これに異議を唱える人は、嘘をついているか、家政婦がいるかのどちらかなのだ」 ▼海外メディアが報じた近藤麻理恵(記事本文)

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