山本由伸がドジャースと合意 大谷翔平と“日本最強タッグ”で世界一挑む 12年総額465億円
オリックスからポスティングシステムでのメジャー移籍を目指していた山本由伸投手(25)がドジャースと合意に達したと21日(日本時間22日)、複数の米メディア報じた。面談では、同じくド軍移籍を決めた大谷翔平投手(29)が同席。3月のWBCでも共闘したスーパースターからの“ラブコール”も決断を後押ししたとみられる。複数の米メディアによると契約は12年で総額3億2500万ドル(約465億円)のメガディールとなった。
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由伸の新天地がついに決まったようだ。
最大15球団が参戦したとも言われた争奪戦の末、
大谷もいる名門・ドジャースを選んだ。
ド軍は20年にワールドシリーズを制覇するなど、
13年から11年連続でポストシーズン(PS)に進出している常勝軍団で、
これまで
野茂、
石井、
黒田、
前田ら
数多くの日本人投手も活躍してきた。
日本の最強タッグが完成する。
エンゼルスからFAとなった大谷は10年7億ドル(約1022億円=契約発表時のレート)で移籍。
今季44発で日本人初の本塁打王、さらに史上初となる2度目の満票でア・リーグMVPに輝いた男とは、世界一に輝いた3月のWBCでも共闘した。
12月に入って渡米して複数球団と直接会談した山本は、
ド軍とも12日(同13日)にドジャースタジアムで面談。
移籍が決まったばかりの大谷も同席するサプライズがあった。
各球団が総額3億ドル(約426億円)規模のオファーを出す中、
大谷とともにプレーしたい思いが決断するにあたって大きな要因となったことは想像に難くない。
11月20日(同21日)の交渉解禁から始まった大争奪戦は、
1月4日午後5時(同5日午前7時)の期限を待たずに決着した。
来季の開幕カードは、3月20、21日に韓国・ソウルで同国でのMLB初開催となるパドレス2連戦。
開幕戦で侍ジャパンの同僚だったダルビッシュと投げ合う可能性もある。
◆山本 由伸(やまもと・よしのぶ)
1998年8月17日、岡山県生まれ。
25歳。
都城(宮崎)では甲子園出場なし。
2016年ドラフト4位でオリックス入団。
19年に最優秀防御率、
20年に最多奪三振。
21年から3年連続で
最多勝、
最優秀防御率、
最多奪三振、
最高勝率
の投手4冠で
3年連続リーグMVP。
沢村賞も3年連続受賞。
21年東京五輪、
23年WBCで侍ジャパンの世界一に貢献。
178センチ、80キロ。右投右打。
報知新聞社
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