ミャンマー軍と少数民族「停戦」 仲介の中国発表
中国外務省の毛寧副報道局長=9月18日、中国・北京(EPA時事)
【北京時事】
中国外務省の毛寧副報道局長は14日、ミャンマー北東部などで続く国軍と少数民族武装勢力の衝突に関し、「中国の仲介により和平協議を行い、一時停戦や対話維持などで合意した」と明らかにした。
【ひと目でわかる】ミャンマーで国軍と反軍勢力の衝突が続く主な地域
協議は国軍と少数民族3勢力の間で行われたとしている。
毛氏は、
「中国はミャンマーの和平プロセスを支持し、関係者間の対話と接触に常に便宜を図ってきた」と指摘。
「関係者がこれまでに達した合意を履行し、最大限の自制を保ち、情勢緩和へ向けて主体的に行動することを望む」と述べた。
毛氏は協議について、
中国国内で実施されたと説明したが、時期は明かさなかった。
ミャンマー国軍は11日、
ミャンマー民族民主同盟軍(MNDAA)、
タアン民族解放軍(TNLA)、
アラカン軍の3勢力と
会談が行われたと発表していた