ゼレンスキー氏 ハンガリー首相と「率直な会話」
ウクライナのゼレンスキー大統領は、EU加盟に反対するハンガリーの首相と短時間の立ち話をしました。「ヨーロッパ問題に焦点を当てた非常に率直な会話だった」とコメントしています。 厳しい表情で語りかけるゼレンスキー大統領。 10日、アルゼンチンのミレイ新大統領の就任式に出席したゼレンスキー大統領は、ハンガリーのオルバン首相と会場内で短時間、立ち話をしました。 オルバン首相はロシア寄りとされていて、ウクライナのEU(ヨーロッパ連合)加盟に反対の姿勢を示しています。 また、オルバン首相は今月14日から開かれるEU首脳会議で、ウクライナの加盟交渉を始める決定を下さないように求めています。 今回、オルバン首相と話したゼレンスキー大統領は、自身のSNSで「ヨーロッパ問題に焦点を当てた非常に率直な会話だった」と振り返りました。 ゼレンスキー大統領は12日にはホワイトハウスでアメリカのバイデン大統領と会談し、支援継続を訴える予定です