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静岡の危険な盛り土を県が撤去、各地で行政代執行相次ぐ
筒井 爽人
日経クロステック/日経コンストラクション
静岡県は静岡市で違法に造成された盛り土を行政代執行で撤去する。盛り土を造成した残土処分会社に是正を求めたが、応じなかったため代執行に踏み切った。2023年11月30日に着手した。
撤去する静岡市杉尾地区の盛り土(出所:静岡県静岡土木事務所)
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撤去するのは、富田建材(静岡市)が杉尾地区の傾斜地に無許可で造成した盛り土だ。盛り土全体で5万1000m³のうち、全てを撤去するかどうかは未定。撤去した土砂は県内の別の残土処分会社に任せる。
その他に県は、富田建材が造成した日向地区の盛り土も行政代執行で撤去する考えだった。しかし、土壌汚染対策法の基準値以上のフッ素などを検出したため、今後の対処について静岡市と協議している。
杉尾地区の盛り土は土砂災害防止法に基づく土砂災害警戒区域にある。土砂災害警戒区域は急傾斜地の崩壊、土石流、地滑りのいずれかが発生する恐れがある場所を指定する。このうち急傾斜地の崩壊と地滑りが、杉尾地区の盛り土のある場所に当てはまる。
また、土石流の警戒区域には該当しないものの、勾配が急な河川の近くに位置するので、豪雨などで盛り土が崩壊すると土石流発生の原因となる可能性がある。さらに、民家が約700mしか離れておらず、人命や財産に影響する恐れがあると判断した。
土砂災害警戒区域の定義。杉尾地区の盛り土は地滑りと急傾斜地の崩壊が該当する(出所:国土交通省
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