COP28でイスラエル非難の声「気候危機を討議する間も人道危機を無視できない」

 

 

ドバイ=田尾茂樹】

 

 

国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)の首脳級会合では、パレスチナ自治区ガザへの攻撃を再開したイスラエルに対する非難の声も上がった。

 

 

 

イスラエルがラファなど400か所空爆、死者240人…戦闘再開後激しくハマス攻撃

アラブ首長国連邦のドバイで開かれているCOP28=AP
アラブ首長国連邦のドバイで開かれているCOP28=AP

 トルコのタイップ・エルドアン大統領は「ガザで起きていることは戦争犯罪だ。気候危機を討議する間であっても、我々はイスラエルの攻撃による人道危機を無視できない」と強調した。

 

 

 

 ヨルダンのアブドラ国王は「ガザでは、人々が差し迫った命の危険にさらされている。戦争の大損害は気候の脅威によってさらに広がっていく」と訴えた。

 

 

 

 ドバイを訪れたイスラエルのイツハク・ヘルツォグ大統領も1日に会合で演説予定だったが、直前に戦闘が再開され、登壇を見送っている

 

COP28でイスラエル非難の声「気候危機を討議する間も人道危機を無視できない」 : 読売新聞 (yomiuri.co.jp)