あまりにも事故が多いということは、
民間機ですと、
発売中止になりますがーーーーー????
日本人の住居に落ちたわけではありませんが、
乗っている、アメリカ人兵士が、可愛そうです。
アメリカは、この機種を、徹底的に、
検査するべきです。
世界で、何人の兵士がなくなったのかは、もう、忘れましたが、
絶対に、墜落事故が多いはずです。
兵士を犠牲にすることは、許されません。
彼らは実験台ではありません。
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オスプレイ墜落 現場は屋久島の東側約1キロの海上か 米軍岩国基地出発し沖縄・嘉手納基地に向かう途中だったとの情報も
海上保安庁によりますと、午後2時45分頃、「所属不明のオスプレイが屋久島沖で墜落した」と118番通報がありました。 オスプレイは、アメリカ軍の所属で8人が乗っていたということです。 墜落現場は屋久島の東側の海上で、陸からおよそ1キロほどの場所だということです。 また、国土交通省の関係者によりますと、オスプレイは山口県のアメリカ軍岩国基地を出発して沖縄県の嘉手納基地に向かう途中だったという情報があるということです。 海上保安庁が巡視船と航空機を現場に派遣して状況を調べています。
TBSテレビ
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オスプレイを「固定翼機」として眺めると…(特任教授 小川和久)
9月7日 特任教授 小川和久(特定非営利活動法人・国際変動研究所理事長)
米国が垂直離着陸輸送機オスプレイを日本に配備して4年。いまだ日本国民のオスプレイ恐怖症は払拭されていない。
回転翼機と固定翼機双方の特徴を備えたオスプレイは、航空関係者の世界では「夢の飛行機」と高く評価されてきた。しかし、試作段階2回、初期生産段階2回の墜落事故で死者30人を出し、「未亡人製造機」という悪評が広まることとなった。
開発段階の事故は、件数より1回あたりの死者数で危険視された。乗員4人と兵員24〜32人が搭乗する輸送機である。旅客機と同様、墜落事故が起きれば多数の死者が出ることは避けられなかった。これが戦闘機なら乗員が1〜2人と少なく、射出座席で脱出が可能だから、4回の墜落事故が起きても死者はゼロだった可能性すらある。
しかし、2006年の量産開始から10年間の重大事故は4回、死者7人と、ほかの航空機と比べても事故率は低い。10万飛行時間あたりのオスプレイの事故率は1.93%と海兵隊の全航空機の2.45%を下回っているし、フィリピン航空2.47%、大韓航空2.58%など民間航空機よりはるかに低率だ。
それにもかかわらず、マスコミ報道の刷り込みもあって、多くの日本国民がオスプレイを危険視する傾向にある。
オスプレイについて日本国民が理解すべきは、まず、日本と比べて納税者意識の高い米国で危険性を解決していない航空機が実戦配備されることはないという点、そして、実戦配備から10年間の事故の圧倒的な少なさという点だろう。
さらに、反対派が挙げてきた「オートローテーション機能」(エンジン停止の際、下からの風圧で回転翼を回して着陸する機能)の有無についての整理も必要となる。
オートローテーション機能については、オスプレイを回転翼機の範疇に含めてみるか、それとも固定翼機の範疇でみるかということで、まったく違う姿が見えてくる。
固定翼機として眺めると、オスプレイは「世界で最も安全な固定翼機」と言ってよいほどの安全性を備えている。
中型ヘリや小型ヘリのふわっと着陸できるオートローテーション機能こそないが、オスプレイのオートローテーション機能は「ハードランディング」を可能とするものだ。
日本ではオスプレイ反対派を含めてオートローテーションについての誤解があるようだが、ヘリコプターでもCH47チヌークなどの大型ヘリは、ハードランディングするのがやっとで、ふわっと着陸することはできない。機体も壊れるし、場合によっては死傷者も出る。
しかし、大多数が助かることがハードランディングの目的であり、日本以外の先進国の常識となっている。2015年5月18日のハワイでの事故も、クラッシュ(墜落)ではなく、ハードランディングに成功し、死者は1人、21人が助かっている。
このような世界で最も安全な固定翼機オスプレイを活用できるようになるのか、これから日本国民の思慮が問われることになる
オスプレイを「固定翼機」として眺めると…(特任教授 小川和久) | 研究員リレーコラム | 静岡県立大学 グローバル地域センター (global-center.jp)
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V-22オスプレイは、皆が思っているほど危険な機体なのか?
アレックス・ホーリングス
過去に数々の挫折を味わってきたオスプレイであるが、むしろ安全で信頼できることを自ら証明してきたと言ってよい。

2022年12月5日、アメリカ陸軍はUH-60ブラック・ホークの後継機にベル社のティルトローターV-280バローを選定したと発表した。その直後から、安全性に問題があると言われるV-22オスプレイと同じティルトローター機であることが、V-280の性能にどのような影響を及ぼすのか、という質問が数多く寄せられた。
そのような疑問を持つこと自体は、必ずしも間違いではない。1990年代初頭には、V-22オスプレイが多数の軍人の死者を伴う事故をたびたび発生させ、注目を浴びてきた。そのように過去には数々の挫折を味わってきたのは確かなのだが、その後は安全で信頼できる機体であることを自ら証明してきたというのが、本当のところなのである。
オスプレイでの最初の死亡事故は、1992年7月に発生した7名の海兵隊員が死亡した事故であった。その8年後には、海兵隊員を満載したオスプレイが墜落し、19人が死亡した。オスプレイでは、これまでに51名の軍人が墜落事故で死亡している。最近では、2022年6月に第3海兵航空団所属のオスプレイがカリフォルニアで墜落し、5名の隊員が死亡した。
訓練や戦闘で兵士を失うことは、極めて残念なことである。しかし、UH-60の後継機であるV-280が危険な機体かどうかを正しく判断するには、これらの悲劇的な事件を「客観性」という、なかなか手に入らない「レンズ」を通して見ることが求められる。

死亡事故は、いかなる軍用機にとっても、不幸な事態である。死亡事故の多くは訓練や整備を適切に行えば回避できた可能性がある、というのは正しい。その一方で、そういった不幸に見舞われてきたのは、オスプレイだけではないことも確かだ。
国防総省においては、2013年から2020年12月の間に、6,000件以上の航空事故で224人の軍人が死亡し、186機の航空機が大破し、約100億ドル相当の損害が生じている。
オスプレイは確かに評判の良くない機体であるが、その軍全体や海兵隊内における事故発生件数は、異常なほど高いわけではない。7月にアメリカ海兵隊航空報道官のホルヘ・ヘルナンデス少佐が『ミリタリー・タイムズ』紙に宛てた電子メールによれば、アメリカ海兵隊のMV-22オスプレイの10万飛行時間あたりの事故発生率は、ハリアー、スーパー・ホーネット、F-35B、CH-53Eスーパー・スタリオンよりも低いという。
7月8日付けのメールには、「MV-22の10年間の平均事故率は10万飛行時間当たり3.16件」であると記載されている。

オスプレイが飛行を開始してから33年の間に、事故で死亡した軍人の数は、51名にのぼる。しかし、ArmyAirCrews.comが集計したリストによると、H-60ブラック・ホークが飛行を開始してから33年間に、戦闘に関連しない事故で死亡したアメリカ軍兵士および民間人は、180人以上なのである。もちろん、ブラック・ホークの機数は、オスプレイよりもはるかに多いことを考慮するのを忘れてはならない。残念ながら、UH-60の運用開始直後の時期における10万飛行時間あたりの事故率について、正確なデータを入手することはできていない。ただし、ブラック・ホークにも、他の機種と同じように、開発段階における挫折があったのは、明らかである。
アメリカ陸軍に導入されてから6年後の1985年4月には、合計37名が死亡した23件の事故の調査が完了するまでの間、約630機のUH-60が飛行停止になった。その3年後、ブラック・ホークの機数は、970機に増加していたが、さらに8件の事件が発生し、累計死者数は65名に達した。これほど多数の死亡事故が発生したにもかかわらず、1988年3月にアメリカ陸軍はブラック・ホークが「陸軍がこれまでに飛行した中で最も安全なヘリコプター」であると発表している。導入初期段階におけるブラック・ホークの事故発生率は、オスプレイほどには悪くなかったのであろう。ただし、当時のヘリコプター技術は、オスプレイが就航した当時のティルトローターよりも、かなり成熟していたことを忘れてはならない。
ここで言いたいのは、オスプレイがブラック・ホークよりも安全だということではない。軍用機の世界には、本質的に、こうした悲劇が、ある程度存在せざるを得ないということだ。
オスプレイが安全ではないと認識されてしまったのには、いくつかの要因がある。1つ目は、何十年もの歴史を持つ機種とは異なり、V-22は2007年に運用を開始したばかりの機種であることだ。人と同じように、航空機も第一印象を得る機会は1回しかないことが多い。導入初期段階でのオスプレイの墜落事故は、極めて悪い印象を明確に残してしまった。
2つ目は、オスプレイは、アメリカ海兵隊の主力輸送機としての役割を担っていることだ。戦闘機が墜落した場合の死者は1名か2名だが、20数名の海兵隊員を乗せた輸送機が墜落した場合には、はるかに多くの死者が発生しがちである。このため、アメリカ海兵隊のホーネットやスーパー・ホーネットが、オスプレイの2倍以上の頻度で墜落したとしても、それによる死者数は、はるかに少なくて済むのである。

V-22オスプレイは、H-60シリーズよりもはるかに高い頻度で死亡事故を起こしているかも知れないが、既に50年近く飛行してきた機体と単純に比較することはできない。ティルトローター機であるオスプレイは、その運用期間中にいくつかの悲劇的な事故を経験してきたものの、皆が思っているような「システム的に不安全な機体」ではないと考えるのが妥当なのである。
翻訳:影本賢治, アビエーション・アセット管理人
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V-22オスプレイは、皆が思っているほど危険な機体なのか? – AVIATION ASSETS (aviation-assets.info)
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オスプレイ事故率上昇 21年10月~22年9月 0→6.3に 米海兵隊 重大2件 死者9人 過去10年で最多
2023年8月9日 5:00
平安名純代・米国特約記者】米海兵隊が公表した2022米会計年度(21年10月~22年9月)のMV22オスプレイの「クラスA」と呼ばれる重大事故率が、10万飛行時間当たり6・3だったことが8日までに分かった。前年度は0だった。
オスプレイ事故率上昇 21年10月~22年9月 0→6.3に 米海兵隊 重大2件 死者9人 過去10年で最多 | 沖縄タイムス+プラス (okinawatimes.co.jp)
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オスプレイ 配備の先に>米海兵隊機の事故率開示 佐賀市の再々照会に防衛省回答
川﨑久美子
九州防衛局の伊藤哲也局長(中央)らを招致して開いた佐賀市議会の「佐賀空港の自衛隊駐屯地計画に関する調査特別委員会」
佐賀空港への自衛隊輸送機オスプレイ配備計画で、防衛省九州防衛局は13日までに、佐賀市が9日夜にメール送信した3回目の照会に回答した。直近の米海兵隊オスプレイの重大事故(クラスA)の事故率について2・27(2022年9月末時点)、海兵隊航空機全体が2・59(同)だったことなどを示した。
回答は10日夜。市総務法制課が13日に開かれた佐賀市議会の「佐賀空港の自衛隊駐屯地計画に関する調査特別委員会」(嘉村弘和委員長、12人)に報告した。
10万飛行時間当たりの重大事故の発生件数を示す事故率に関しては、18年以降の直近5年分の米海兵隊オスプレイと海兵隊全体の数字を開示。事故率の位置付けについて「整備ミスなど機体以外の要因で発生する事故もあり、あくまで目安の一つ」などとした。
この日の特別委員会では九州防衛局の伊藤哲也局長らを参考人として招致した。排水対策や費用負担について質問があり、防衛局の担当者は「県有明海漁協の要望を踏まえ、県などと協力し詳細な検討を進める」と述べ、費用については「今後、相談することになるかもしれない」とした。
自衛隊機が暫定配備されている千葉県木更津市の住民の声に関する質問もあり、防衛局は「住宅地に近いため、機体の洗浄に伴う騒音がある」と答弁した。
特別委員会は次回、20日に開催する。(川﨑久美子
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