クマvsスズメバチ 強い執着心“一心不乱”巣の幼虫を狙う姿

 
 
 

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■クマvsスズメバチ 強い執着心

  食べ物に対する執着が非常に強い野生のクマ。人への被害が相次いでいる富山県では、遊歩道などで地面が掘り起こされるケースが続出。

 

 

クロスズメバチの一種がクマに食べられたとみられます。  

 

 

 

立山カルデラ砂防博物館 白石俊明学芸員:

「石を動かしてクロスズメバチ類の巣を採食した形跡があった。恐らく巣の中にいる幼虫・サナギを食べたと思われる」  

獲物を見つけた時の強い執着を物語る映像を番組では新たに入手しました。

木の根本を掘り続けるツキノワグマ。黒い体には無数の白い点が。よく見ると、ハチです。  

 

 

寒冷地に生息する「キオビクロスズメバチ」は小型のスズメバチで、

土の中や木の隙間に巣を作ります。

スズメバチに刺されながらも巣の中の幼虫を捕食することをやめません。

一度、その場から立ち去りますが、すぐに戻ってきて獲物を逃がすまいと驚異的な執着を見せます。  

 

 

立山カルデラ砂防博物館 白石俊明学芸員:

「食べることのプロフェッショナルなので、餌(えさ)を探すこと・食べるための執着心は人間の想像を超えるかもしれない」  

 

強い執着を持って人の生活圏に進入してくるアーバン・ベアには特に警戒が必要だと警鐘を鳴らします。  

 

立山カルデラ砂防博物館 白石俊明学芸員:

「どういったところに食べ物があるかはきちんと学ぶ学習能力を備えている。侮ることなく警戒をしてほしい。今年、被害が出ていない地域においても対岸の火事と考えるのではなく、自分たちにも起こり得ることと考えて来年の秋までにどんどん対策を進めてほしい」

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