不祥事

パワーハラスメント疑惑

2023年11月25日の朝に各メディアが安樂のパワーハラスメント疑惑を報じた。報道された内容は以下のとおり。

  • 「アホ」「バカ」など[125]、日常的な後輩選手への暴言や人格否定[126]
  • 後輩選手を食事へ誘う際、1か月先の予定を聞いて何度も参加を強要する行為[127]
  • 食事会の参加を断る回数が多い選手には態度を豹変させ[127]、断った日の深夜に執拗に電話をかける[126]・翌日にあいさつを無視する[127]・「罰金」と称して金銭を強要する[128]などの行為
  • 球場のロッカールームにて、若手選手を逆立ちさせて身動きが取れない状態にし、ズボンとパンツを脱がせ[125]、露出した陰部に靴下を被せて笑いものにする行為[128]
  • 2021年の春季キャンプ中に選手(報道時点で楽天を退団済み)の頭部を平手でたたいた暴力行為[127][注 2]


外部の人間が入れないロッカールーム内での行為も多く、実態が表面化することはなかったが、周囲が注意しても「そんなことはしていない」「あいつだって悪い」などと聞く耳を持たなかったという[128]

2023年オフの契約更改交渉の席などで、複数の選手からの告発[128]により実態が表面化。球団は選手・スタッフら約100人にアンケート調査、安樂へのヒアリングなど事実確認を進め[129]、安樂には自宅待機指示が下り、契約更改交渉は無期限延期となった[118]。そのほか、球団公式のYouTubeチャンネルやTikTokアカウントに投稿されていたショート動画「教えて安樂さん」シリーズや、球団公式Instagramアカウントに投稿されていた安樂も映っていた一部動画を削除する措置もなされた

 

 

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安楽智大のパワハラ疑い、楽天チームメートが証言「全部本当。あんなの氷山の一角」 若手を逆立ちさせ下着脱がせ下半身露出

夕刊フジ

ファン感謝イベントでスタンドに手を振る安楽。翌日にパワハラ疑惑が報じられ、球団は聞き取り調査後に自宅待機を命じた=23日、楽天モバイルパーク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

複数の後輩選手に対するハラスメント行為の疑いが発覚した楽天・安楽智大投手(27)。球団は本人に自宅待機を命じたうえ、情報提供を求めて所属選手やスタッフら約100人にアンケートを送付するなど事実確認を急いでいる。夕刊フジはチームメートらに接触し、安楽がグラウンド外で見せるおぞましい素顔の赤裸々な証言を得た。(山戸英州) 

 

【写真】動画や雑誌を見ながら握り方の感覚をイメージしているという安楽智大 

 

 

 

安楽も参加した23日のファン感謝イベントから急展開。杜の都が揺れている。一夜明けた24日、安楽がロッカールーム内で若手選手を逆立ちさせたうえ下着を脱がして下半身を露出させたり、食事の誘いを断った後輩に深夜にしつこく電話をかけたりしたことで、複数の選手から球団に被害を訴えられていることが一斉に報じられた。球団は本人や周辺への聞き取り調査を開始し、25日には選手、スタッフらにアンケートを配布。「いじめのような場面を見たことはあるか」「自身は受けたことがあるか」などの質問に記述形式で答えてもらうという。25日に予定されていた安楽の契約更改交渉が無期延期となったのはもちろん、27日に宮城県内で行われるはずだった選手納会、29日の山形県内での投手納会も中止が決まった。 夕刊フジは26日、仙台市内で安楽の同僚らに接触。一連のハラスメント疑惑について、ある選手は「全部本当です。いい年してホント、パワハラ。いじめですよ。今3つくらい(の行為が表に)出ているが、あんなのは氷山の一角」と断言する。 「シーズン中に若い選手が球団幹部と話す機会はそうはない。契約更改は1年間で唯一、しっかり会話できる貴重な機会。夏場には『オフの契約更改で告発する』と決意表明する若手が複数いた。『ほかの選手が言わなくても、俺は絶対に告発する』と宣言したもんだから、『なら、俺も』となって。1人、2人ならまだしも複数人が一斉に告発したことで、球団を動かしたのだと思う」 安楽は2021年から3年連続で50試合以上に登板。「1軍に定着して稼ぎ出した途端、年上でも稼ぎが少ない選手やプロ年数が短い選手に対する態度が変わり、『あの人なんなん!』など見下した物言いが目立っていた。それが彼の本質かなと思う」。今季年俸3700万円(推定)は「ウチはFAで来て何億ももらう選手がいる一方で、他球団に比べて中間層が少ないので、2000万円でも稼いでいるように見られる」。コロナ明けで球団が会食の制限を解くと、カネにものを言わせた宴会パワハラに拍車がかかっていった。 別の選手が話を引き取る。「若手や裏方を集めて飲む機会をよく作っていたが、おごりながらマウントを取る感じ。みんな『行きたくない』『ほかの先輩についてきてほしい』と漏らしていたが、安楽は年齢が近い選手は同席させず、お気に入りの後輩を囲い込みたがる。連日のように『何してるの? 予定空けておけよ』と連絡し、誘いを断ると『なぜ来ないんだ』と夜中までしつこく確認。『この先1カ月のスケジュールを送ってこい!』と言われた選手もいた。後輩が自分と年齢が近い選手と食事に行ったと知ると、『お前、メシ行く先輩考えろよ!』と激怒。あまりにうっとうしくて態度に出すと、その後は一切無視されるが、『やっと輪から抜けられた』とみんな喜んでいた。〝安楽軍団〟をつくりたいんだろうが、誰も入りたがらない」 こうした悪評が鳴り響き、「球団でも注意はしたはず。ただ、1軍選手でドラフト1位。言いにくい面はあったと思う。選手側からは腫れ物扱いだった」。年上の選手が注意することもあったというが、「安楽はあっけらかんとした表情で『そんなことする訳がないじゃないですか』とシラを切り、むしろ言った先輩が押されるような空気感を出してくる。だから『おぉ、ゴメンな』で終わり。深く追及できない」。こうした態度が許されない格上の選手の目の前では、「いつものオラオラのノリではなく、借りてきた猫のように大人しくなる」という。 愛媛が生んだ剛腕は楽天で腐ったミカンになり下がり、チーム内の空気をひどくよどませていたようだ。 安楽が済美高(愛媛)3年時の2014年には、主将を務めていた野球部で2年生部員が後輩にカメムシを食べさせたり、灯油を飲ませたりといった悪質行為が発覚。調査では安楽自身の関与は認められなかったが、複数の球団はスカウトが「少なくとも白ではない。黒に近いグレー」との認識に立ち、右肘の状態不安などを建前に撤退した。2年時から157キロをマークし「10球団競合も」と目されながら、球団首脳や主力選手が愛媛出身で結びつきが強いヤクルトと、楽天の2球団競合にとどまった。 1年目の春季キャンプから1軍帯同も、投球練習中にブルペン捕手に対して悪態をつくなど素行が問題視され、担当スカウトから呼び出しを食らい説教されたことも。プロ入り前後から危険な兆候は出ていたようだ