中国、アルゼンチンが関係断絶すれば「重大な過ち」と指摘
11月21日、中国外務省は、同国やブラジルのような主要国との関係を断ち切ることはアルゼンチン外交の「重大な過ち」になると表明した。北京で6月26日撮影(2023年 ロイター/Tingshu Wang)
[北京 21日 ロイター] -
中国外務省は21日、
同国やブラジルのような主要国との関係を断ち切ることは
アルゼンチン外交の「重大な過ち」になると表明した。
毛寧報道官は定例記者会見で、
中国はアルゼンチンにとって重要な貿易相手国であり、
アルゼンチン次期政権は中国との関係を非常に重視していると指摘。
「中国は2国間関係の安定と長期的な発展を促進するためにアルゼンチンと協力し続けることに前向きだ」と述べた。
リバタリアン(自由至上主義者)で
右派の
ミレイ次期アルゼンチン大統領は
中国とブラジルを批判、
「共産主義者」とは取引しないとし、
米国との関係強化の意向を示している。
また、ロシアの通信社RIAノーボスチによると、
ミレイ政権下で外相に就任する見込みの
エコノミスト、ディアナ・モンディーノ氏は
新興5カ国(BRICS)の枠組みに参加しない方針を示した。
アルゼンチンは
ブラジル、
ロシア、
インド、
中国、
南アフリカからなるBRICSに
新たに加わることが決まった6カ国の一つ
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