プーチン大統領、プリゴジン氏と会談=6月29日、反乱後初―ロシア
2023年07月11日
プリゴジン氏と露大統領会談
ロシアのプーチン大統領(写真左)と民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏(AFP時事)
ロシアのペスコフ大統領報道官は10日、
6月29日に
モスクワのクレムリン(大統領府)で会談していたと明らかにした。
ウクライナ侵攻中の6月23~24日、プリゴジン氏がショイグ国防相らの解任を求めて武装反乱を起こしてから、プーチン、プリゴジン両氏の会談は初めてだったとみられる。
プリゴジン氏は24日、自身やワグネルが処罰されない条件として、ベラルーシに出国することでプーチン政権と合意。しかし、仲裁者で一度はベラルーシ入りを確認した同国のルカシェンコ大統領が今月6日、「プリゴジン氏はロシア北西部サンクトペテルブルクにいる」と述べるなど、同氏が合意を履行せずに両国間を行き来する実態が浮かび上がっていた。
ペスコフ氏によると、
会談にはプリゴジン氏ら経営陣や
ワグネル部隊の指揮官ら計35人が呼ばれ、
約3時間続いたという。
会談の事実は大統領府、プリゴジン氏側のいずれによっても発表されておらず、
一部メディアが伝えたのをペスコフ氏が確認した。
ペスコフ氏の説明では
「プーチン氏は指揮官らの言葉に耳を傾け、今後(の軍務)について提案した」「指揮官らは最高司令官である国家元首の忠実な支持者かつ兵士だと強調した」という。
【時事通信社
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