ブズコバ 怒りの反撃「加藤は問題を起こす」「イライラで有名」「トラブル誰も驚かない」

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マリエ・ブズコバ(ロイター)

 

 

 

 

 テニスの4大大会「全仏オープン」の女子ダブルスで、加藤未唯(ザイマックス)とアルディラ・スーチャディ(インドネシア)組の失格を主張した相手ペアの1人であるマリエ・ブズコバ(チェコ)が、加藤に対し怒り心頭で反撃だ。 

 

 

【動画】審判に失格を主張するブズコバとソリベストルモ  

 

 

この問題は、加藤が相手コートに向けて打った返球がボールガールに直撃。審判は一度は警告を出したが、対戦相手のブズコバとサラ・ソリベストルモ(スペイン)が「血が出ている」「わざとやったんじゃないの?」などと執拗に抗議し、加藤が失格となった。ブスコバとソリベストルモに対し世界中から批判が殺到するなか、ブズコバはウィンブルドン選手権中に母国の記者団に心境を吐露した。  チェコメディア「iDNES」は、「今でも、このスキャンダルについて語るとき、24歳のチェコ人らしいほほ笑みは彼女の顔から消える。彼女は、世間が出来事についてゆがんだ認識を持っていることを心配している」と記述した上で、ブズコバのなまなましい加藤に対する思いを記した。  まずブズコバは「彼女はすべてを引き起こし、私たちを敵に回した。彼女は私たちを悪者にしたのです」とぶちまけた。そのうえで加藤がコート場でイライラした振る舞いをすることで知られていると指摘し、「彼女は試合中、ずっと怒ってラケットを投げていた。私たちはすでにオーストラリアでプレーしましたが、そこでも似たような感じだった。彼女は何か問題を起こしていた。多くの選手が、彼女の振る舞いを知っていると言っていた。彼女にあんなことが起きても驚かないってね」と吐き出した。  さらにブズコバは「誰かがあのようにボールを打てば、その結果について考えなければならない。残念ながら、失格以外にはなり得なかった」と、わざとではなくても失格になるのは当然のことだと主張した。  ネット上で流れた動画についてもクレーム。「愚かだったわ。インターネット上に15秒の動画が出回ったけど、かなり誤解を招くものだった。加藤はゆっくりとボールを打ち、すぐに後を追ってボールガールに謝りに走る。そして私たちが笑っているカット。でも彼女は10分後にレフェリーが対処するまで、その女の子を追いかけなかった」と加藤の行動を非難。  ベンチの上での笑顔についても「監督が入ってきて、私たちはベンチでおしゃべりしていた。私はスペイン語でサラに何か言ったんだけど、文法が交ざってしまって、ふたりで笑ってしまった。対戦相手のことはまったく話さなかった」と説明した。  ウィンブルドンでも対決する可能性がある両者。溝がますます深くなっているようだ。

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