世界最大規模の木造都市、ストックホルムで2025年に着工へ
中東 壮史日経クロステック/日経アーキテクチュア
スウェーデンの大手不動産会社Atrium Ljungberg(アトリウム・ユングベリ)は2023年6月20日、スウェーデンの首都ストックホルム市南部にあるシックラで進める都市開発プロジェクト、「Stockholm Wood City(ストックホルム・ウッド・シティ)」の概要を明らかにした。25ヘクタールを超える広大な敷地に、2000戸の住宅と7000カ所のオフィススペース、レストランや店舗などを木造でつくるプロジェクトだ。同社によれば、木造建築物群を開発するプロジェクトとしては世界最大規模になる。25年に着工し、最初の建物は27年に完成する予定だ。
スウェーデンで進行中の都市開発プロジェクト「ストックホルム・ウッド・シティ」のイメージ(出所:アトリウム・ユングベリ)
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設計を手掛けるのは、デンマークのデザイン会社Henning Larsen(ヘニング・ラーセン)と、スウェーデンの建築設計事務所White Arkitekter(ホワイト・アーキテクター)だ。
デンマークのデザイン会社ヘニング・ラーセンと、スウェーデンの建築設計事務所ホワイト・アーキテクターがストックホルム・ウッド・シティの設計を手掛ける
(出所:アトリウム・ユングベリ
世界最大規模の木造都市、ストックホルムで2025年に着工へ | 日経クロステック(xTECH) (nikkei.com)