キーウへドローン攻撃 侵攻後で最大規模 ウクライナ
28日、キーウ(キエフ)上空で撃ち落とされるドローン(AFP時事)
【カイロ時事】
ウクライナ軍当局は、28日未明にかけて首都キーウ(キエフ)などに
ロシア軍のイラン製ドローン
54機が飛来し、
52機を撃ち落としたと
発表した。
このうち40機以上はキーウ上空で破壊された。
キーウへのドローン攻撃としては、
ロシアが侵攻を開始した昨年2月以降で「最大規模だ」としている。
AFP通信は、
今回の空襲で少なくとも2人が死亡したと伝えた。
ウクライナ軍によると、
キーウ州を中心にウクライナ中部の軍施設や重要インフラが標的にされた。
軍当局者は、
キーウで空襲警報が5時間以上続き、
攻撃は幾度にもわたって行われたと語った。
ドローンの残骸が落下して死傷者が出たほか、
倉庫やショッピングセンターなど複数の建物で火災が発生したという。
北東部ハリコフ州のシネグボフ知事は28日、
国境近くの集落がロシアの空爆や砲撃を受けたと
通信アプリ「テレグラム」に投稿。
同日までに2人が死亡したと発表した。
一方、タス通信は、
ウクライナ国境に近いロシア南部クラスノダールの
製油所にドローン数機が接近したと報じた。
ドローンは撃ち落とされ、製油所への影響はないという
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