日経平均、32年ぶり3万1千円台 8日続伸、鉄道・保険買われる

朝日新聞デジタル

日経平均株価は一時3万円を回復した=2023年5月17日午前、東京都中央区の東京証券取引所、東谷晃平撮影

 

 

 

 

 週明け22日の東京株式市場で、日経平均株価が前週末より278円47銭高い3万1086円82銭で取引を終えた。3万1千円台を回復したのは、バブル期の1990年7月以来、約32年10カ月ぶり。好調な企業業績などを背景に、海外投資家を中心に買いが集まっているとみられる。

 

 

  【写真】東京証券取引所=東京都中央区  

 

 

日経平均は8営業日続けての値上がりで、この間に計2千円近く上昇した。先週17日に約1年8カ月ぶりに3万円台を回復してからも勢いが続いている。  22日は反落して取引が始まったものの、鉄道や保険会社などが買われ、上昇に転じた。  大手証券会社のアナリストは「午前中は米国の債務上限問題がくすぶっていることもあり、投資家も様子見の姿勢だった。その後、底値が堅いとみて、外部要因に左右されにくい内需銘柄を中心に買いが入った」と解説している。

朝日新聞社

 

 

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