極超音速ミサイル「キンジャル」、キーウ攻撃に使用 時速1万km超
ロシア軍のミグ31Kの胴体下に搭載された新型ミサイル「キンジャル」。核弾頭を搭載できるという=2018年5月9日、モスクワ中心部、松尾一郎撮影
16日未明に起きたウクライナの首都キーウに対する攻撃について、ウクライナ軍のザルジニー総司令官はSNSで、空中発射型の極超音速ミサイル「キンジャル」が使われたと明らかにした。キンジャルは射程2千キロで、時速1万キロを超える極超音速で飛ぶロシア軍の最新鋭兵器だ。 この日に打ち込まれたミサイルは計18発。キンジャル6発のほか、巡航ミサイル「カリブル」9発などが発射されたが、いずれもウクライナ側が迎撃したという。
朝日新聞社