Making a Floating Table (the hard way)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ジャヤ・サースフィールド(Jaya Thursfield)

ジャヤ・サースフィールド(Jaya Thursfield)

 

 

国籍:オーストラリア
日本在住歴:2年以上
在籍企業:自営業
役職/職種:コンテンツクリエーター
専門分野:空き家、映像制作
学歴/教育:モナシュ大学 学士(商学)、ロンドン経済・政治科学スクール MSc
言語:英語、日本語、スペイン語、インドネシア語
日本の生活でのお気に入り:各地の車や公共交通機関でのアクセスの良さ。車で行く旅行が好き。
日本でのお気に入りの訪問地:福島県の裏磐梯。夏に双子の息子と訪れ、キャンプと釣りを堪能した。

略歴:オーストラリアのメルボルンにて、インドネシア人とイギリス人の両親の元で生まれ育つ。韓国、ブーゲンビル、エクアドル、イギリスなど様々な国で仕事をしたのち、現在は茨城県が住まいとなっている。そこで妻とともに空き家を購入し、その過程やリフォームのドキュメンタリー映像をユーチューブチャンネル “Tokyo Llama” で公開している。イギリスでは、発展途上国から職人が手掛ける工芸品を輸入し、オンラインストアで販売する会社を立ち上げ、経営したことがあり、今でも特に木製と陶製の工芸品に大きな関心がある

 

ジャヤ・サースフィールド(Jaya Thursfield) | 株式会社ジャーマン・インターナショナル (jarman-international.com)

 

 

 

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これまでの過小評価に世界が気づくとき

日本に埋もれた宝の山──「空き家」に惚れ込み、魅了された外国人たち

2019年、購入直後のサースフィールドの家 Photo: Andrew Faulk for The New York Times

2019年、購入直後のサースフィールドの家 Photo: Andrew Faulk for The New York Times

 

 

ニューヨーク・タイムズ(米国)

 

Tim Hornyak

 

 

 

日本の空き家の魅力は安さだけではない。即入居可能なこと、より広い土地が手に入ること、そしてなにより「美しい」こと。人口と反比例するように増え続け、日本では悩みの種となっている空き家がいま、外国人たちを魅了している。


数年前、彼が日本で買いたいと思う家に巡り会ったとき、友人や家族は揃って「やめておけ」と言った。彼が惚れ込んだその家は、人の肩の高さまで茂った雑草の中に建つ、日本全国に数百万軒ある「空き家」の一つだった。

だが、オーストラリア出身のソフトウェア開発者、ジャヤ・サースフィールド(46)は意に介さなかった。生い茂る雑草越しにも、この家が特別であることは明らかだったのだ。一般的な日本家屋よりもはるかに高い、黒い瓦に覆われた屋根。母屋から突き出した玄関上にも瓦葺きの切妻屋根が架かっている。

1989年に建てられた床面積250平方メートルのこの空き家は、農家というよりは寺院に見える。それも当然で、寺院建築を手掛ける建築家が建てた家なのだ。
 

サースフィールドと妻チヒロは、2017年、幼い息子2人と広い庭付きの家を買うという夢を持ってロンドンから日本に移住した。当初は更地を購入して家を新築する計画だったが、日本の土地の価格は高く、予算が許さない。そこで2人は増え続ける空き家物件に目をつけた。空き家は安価で、しかも広い土地付きで手に入ることが多い。

人口減少が進み、引き取り手もなく放置される物件が増える一方の日本で、都会での暮らしにこだわらない人々が、“若干の愛”を注ぐ必要のある田舎の物件を求めているのだ

 

 

 

 

 

壊すのが忍びないほど美しかった」


2018年の住宅・土地統計調査のデータによれば、約850万戸の空き家が日本全国にあるとされる。これは、売りに出されている既存の物件(住宅ストック)の約14%に相当する数だ。だが、現在はさらに多くの空き家があるという。野村総合研究所は、全国の空き家は1100万軒を上回るとし、10年後の2033年には日本の全住宅の30%を超える可能性があると予測する。

サースフィールド一家の住宅は、東京都心から車で45分ほどの茨城県南部にある。水田に囲まれたこの物件は前の所有者の死後、遺族が相続を拒否し、7年間放置されていた。地元自治体が引き取り、最低落札価格500万円で競売にかけたものの、落札者は現れなかった。

 

 

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