商社5社、バフェット氏投資後に純利益4倍 計4兆円超
2023年3月期決算出そろう
総合商社の2023年3月期連結決算(国際会計基準)が9日出そろった。大手5社の合計純利益は約4兆2000億円を超え、米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が大量保有を始めた21年3月期から4倍超に増えた。24年3月期は市況が一服し、一転して全社最終減益の見通し。今後は脱炭素やデジタルなど市況に頼らない事業の持続的な成長モデル確立が課題となる。
「資源高の追い風を捉えて利益を伸ばせただけでなく、資源.
日本を無視していた中国放送、ウォーレン・バフェットの一言で沈黙した理由
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大手商社6社が過去最高益 三菱、三井は純利益1兆円
大手商社7社の2023年3月期連結決算が9日出そろった。
資源価格の高騰と円安を背景に伊藤忠を除く6社が純利益で過去最高を更新。
三菱商事と三井物産は商社として初めて純利益が1兆円の大台に達した。
24年3月期は資源価格の下落や円安修正の影響で、全社が減益予想となった。
商社は主に世界各国の企業や事業に投資し、
持ち分比率に応じて利益を得る。
取引はドル建てのため円安は増益要因となる。
今回、円安の影響に加え、
海外で権益を持つ液化天然ガス(LNG)や
石炭などの価格が上昇し、
利益が拡大した。
三菱商事の純利益は1兆1806億円、
三井物産は1兆1306億円となり、
ともに1兆円を突破した
大手商社6社が過去最高益 三菱、三井は純利益1兆円(共同通信) - Yahoo!ニュース
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バフェット氏との協業検討、伊藤忠CFO「今後もしていく」
2023年05月09日(火
バフェット氏との協業検討、伊藤忠CFO「今後もしていく」|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト (newsweekjapan.jp)
東京 9日 ロイター]
- 伊藤忠商事の鉢村剛最高財務責任者(CFO)は9日の決算会見で、4月に来日した米著名投資家ウォーレン・バフェット氏との会談で、同氏が日本の大手商社5社の投資に「満足しており、長期的に(株式を)保有すると言及した」と語り、日本を米国に次ぐ重要国と位置付けていることが「日本にとっては極めて喜ばしい」と述べた。バフェット氏との協業については今後も話し合いを続ける意向を示した。
バフェット氏は、2020年8月にそれぞれ5%だった伊藤忠商事、丸紅、三菱商事、三井物産、住友商事の大手商社5社の株式保有比率を昨年11月に6%超に引き上げた。今年4月には7.4%まで引き上げたことを明らかにしており、追加取得の可能性を示している。
鉢村CFOによると、バフェット氏が投資を開始した20年8月以降、同氏とは定期的に連絡を取り合ってきていたが、4月の会談で初めて同氏に直接会ったという。同氏の希望により、大型投資先である日本の総合商社5社の経営トップと直接面談し、「意思疎通を深めたいという意向があった」と述べた。
バフェット氏が6日、自身が率いる投資会社バークシャー・ハサウェイの年次株主総会で期待感を示した総合商社との協業に関して、鉢村CFOは「20年以降、常に(話題として)出てきている話で、バフェット氏側の対応も一貫して変わっていない」と説明。「特定分野ということではなく、長い目でみながら、いろいろな点の話し合いをずっとしてきており、今後もしていくだろう」と語った。
個人的な印象として、バフェット氏のカリスマ性やリーダーシップの強さという観点で、同氏からの岡藤正広会長兼最高経営責任者(CEO)に対する「親近感と信頼をものすごく感じる会議だった」と話した。
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