日本人男性がハリコフに「無料カフェ」、地下鉄駅で避難生活送る市民の希望に

ロイター

 

 

 

 

 

ウクライナ東部ハリコフで、地下鉄駅で避難生活を送る市民のために無料のカフェを運営する日本人男性がいる。

 

東京出身の土子文則さん(75)は

昨年ウクライナ東部のハリコフを訪れ、

ロシアの侵攻を受けた人々を助けたいと思ったという。

 

そして土子さんは現地滞在を決意した。 

 

 

ハリコフで食料支援を行う 

 

土子文則さん(75) 

「5月にハリコフの地下鉄駅を訪れたが、

そこには避難者や子供、高齢女性など、たくさんの人がいた。

本当に多くの人がおなかをすかせていた」 

 

土子さんは数カ月間、地下鉄の駅で暮らし、食料を配るボランティア活動を行った。

 

 

 その後土子さんは駅で出会った現地の人々とともに、

無料カフェをオープン。

 

連日、店の前には多くの市民で行列ができる。

 

資金は、SNSを通して日本から寄せられた寄付金などをもとにしたという。 

 

カフェに寄付金を渡しに訪れたというウクライナ人女性は

「土子さんにお礼を言いたかった。自らの人生と時間を犠牲にして人々を助け、

希望を与える、心も魂もオープンで誠実な人々がいることは素晴らしいことだ」

と語っていた

 

 

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