「ChatGPT」と「Microsoft Bing」は何が違う? スマホでの使い方から回答内容までを徹底比較
ブラウザだけで使えるChatGPTと専用アプリのあるBing
どちらのサービスもスマホで使えます。ChatGPTはWebブラウザがあれば利用できますし、BingやBingの使えるWebブラウザ「Edge」にはスマホ向けアプリがあります。 なお、現時点でOpenAI公式のChatGPTアプリはありません。発行元を把握した上でインストールするのであれば問題ありませんが、同じような名前だからといって、公式アプリと勘違いしないように気をつけたいところです。 Microsoftアカウントを取得する ChatGPTは、使えるメールアドレスさえあれば登録できますが、BingにはMicrosoftアカウントが必要です。 「会社でMicrosoft 365を使っているから問題ない」と考えるかもしれませんが、新しいBingは、今のところ個人用アカウント限定で使える機能。Microsoftアカウントは無料なので、1つ作っておきましょう。 サービスに登録する まず、OpenAIサイトから「Try ChatGPT」をタップしてChatGPTサイトを開き、「Sign up」からChatGPTアカウントを作りましょう。先に作っておいたMicrosoftアカウントで登録することもできましたし、Googleアカウントでも可能です。もちろん、それ以外のメールアドレスも使えます。 Bingを使うには、まず各アプリストアからBingアプリをダウンロードしておきましょう。インストールが終わったらアプリを開き、Microsoftアカウントでサインインすると順番待ちリストに登録されます。 「順番待ち」と表示されていますが、実際にはすぐに承認されて使い始められます。
対話型AIと会話をしよう!
ChatGPTでAIと会話するには、ChatGPTサイトを開きます。このChatGPTログイン画面へのショートカットをホームに置いておくと、アクセスしやすいでしょう。 ログイン後、画面下の「Send a message…」をタップして質問しましょう。日本語でOKです。 Bingの場合は、アプリの画面下、中央にある「b」ボタンをタップ。アプリに位置情報へのアクセス許可を与えると、下部に「何でも聞いてください」というテキストボックスが表示されるのでそこに質問文を入力します。 質問を入力する前に、会話スタイル(チャットモード)を変更することもできます。選択肢は3つ。「独創性」「バランス」「厳密」です。 独創性は、新しいコンテンツ、つまり画像などを生成できますし、より長く表現力のある出力を行えます。ただし時間がかかります。バランスでは検索のような一般的なタスクに最適で応答速度が速いという特徴があります。厳密は、推測を最小限に抑えた、最も事実に基づいた回答をしてくれます。 今回は、バランスモードで試してみます
同じ質問への回答を比べよう
では、実際にBingとChatGPTに全く同じ質問をし、どのような結果が得られるのかを見ていきましょう。特に断りがない場合、画像はいずれも最も左がBing、右、または真ん中と右がChatGPTです。なお、後者の方がより詳細な内容に踏み込むため、画像が複数枚にわたることがあります。
スートフォンがどのように誕生したのかを教えてください
スマホの歴史を正確に答えられるのか、試してみました。
Bingの回答は以下の通りです(原文ママ)。
スマートフォンの歴史は、1992年にアメリ カのラスベガスで開催されたコンピュータ産業のトレードショーに登場したIBM社製のものから始まります。2年後の1994年にタッチパネルを搭載した「IBM Simon」が発売されましたが、この時点では「スマートフォン」という名称は存在せず、1996年にフィンランドのNokia社が発売した携帯電話「Nokia 9000 Communicator」を「スマートフォン」と呼んだのが名称の起源とされています。 日本で独自の変化をしてきた携帯電話は、1985年に誕生しました。この間、国内で使われる携帯電話は端末自体の姿かたちを変えながら、ネットワークのシステムだけでなく、私たちのコミュニケーションの在り方までも日進月歩させてきました。 ChatGPTの回答は以下の通りです(原文ママ)。文字数の関係か、途中で切れてしまいました。 スマートフォン(Smartphone)は、携帯電話とパーソナルデジタルアシスタント(PDA)の機能を組み合わせた多機能な携帯端末です。スマートフォンの歴史は、1990年代後半から2000年代初頭にかけてさかのぼります。 スマートフォンの誕生には、いくつかの重要なマイルストーンがあります。 IBM Simon(1994年): スマートフォンのルーツとされるIBM Simonは、タッチスクリーンを備えた携帯電話であり、通話やメール、アドレス帳、カレンダー、電卓、ゲームなどの機能が含まれていました。 Nokia Communicator(1996年): Nokia 9000 Communicatorは、PDAと携帯電話の機能を1つのデバイスに統合した最初の製品の1つで、キーボードやインターネット接続機能を備えていました。 BlackBerry(1999年): BlackBerryは、専用の電子メールクライアントとキーボードを搭載した端末で、ビジネスユーザーをターゲットにしていました。そのため、スマートフォン市場の初期のリーダーとなりました。 Windows Mobile(2000年): Microsoftが開発したWindows Mobileは、PDAと携帯電話の機能を統合し、タッチスクリーンを採用したスマートフォン向けのオペレーティングシステムでした。 iPhone(2007年): Appleが開発したiPhoneは、スマートフォンの歴史において最も画期的な製品です。マルチタッチディスプレイ、直感的なユーザーインターフェイス、アプリストアなどの革新的な機能が導入され、スマートフォン市場に大きな変革をもたらしました。 Android(2008年): Googleが開発したAndroidは、オープンソースのモバイルオペレーティングシステムで、様々なメーカーのスマートフォンで採用され、現在のスマートフォン市場で最も広く使われているプラットフォームです。 これらの製品と技術の発展が相互に影響し合いながら、現在のスマートフォンが誕生しました。スマートフォンは、今日の生活において非常に重
iPhoneとAndroid、どちらがオススメですか?
こちらは、以前、弊誌で2月にChatGPTに質問した内容です。
言語モデルがGPT-4に変わったことで、
回答に変化があったでしょうか。
Bingの回答は以下の通りです(原文ママ)。
それぞれのOSには、それぞれの特徴があります。 例えば、iPhoneは、iOSというOSを使用しており、安定性が高く、アプリの品質が高いと言われています。一方で、Androidは、様々なメーカーから提供されており、価格帯が幅広く、カスタマイズ性が高いと言われています。どちらがオススメかは、あなたの好みや用途によって異なるため、一概には言えません。どちらかを選ぶ前に、自分にとって重要な機能や使い勝手を考えてみることをおすすめします。 ChatGPTの回答は以下の通りです(原文ママ)。前回(GPT-3.5)に比べ、それぞれの特徴がリスト化されていて見やすくなっています。訴求ポイントも似通っていると感じました。 iPhoneとAndroidのどちらがおすすめかは、あなたの好みやニーズによって変わります。それぞれの特徴を簡単に説明しましょう。 1. iPhone(iOS): 3. 使いやすさ:シンプルで直感的なインターフェイスが特徴です。 4. 統一性:ハードウェアとソフトウェアがAppleによって開発されているため、統一された体験が提供されます。 5. アプリの質:アプリの質が高く、アプリストアでの審査基準も厳しいため、安全性が高いです。 6. セキュリティ:デバイスのセキュリティ対策が強力で、定期的なアップデートが提供されます。 7. プライバシー:Appleはプライバシー保護に力を入れており、ユーザー情報の保護が重視されています。 10. Android: 12. カスタマイズ性:Androidはオープンソースであるため、ユーザーが好みに合わせてカスタマイズできます。 13. デバイスの選択肢:多くのメーカーがAndroidデバイスを製造しているため、価格や機能の範囲が広いです。 14. 拡張性:SDカードスロットやUSBポートなど、拡張性のあるデバイスが多いです。 15. Googleサービスの統合:Googleサービス(Googleマップ、Googleドライブなど)との連携がスムーズです。 16. コストパフォーマンス:予算に応じて、機能性と価格のバランスが取れたデバイスが見つけやすいです。 どちらを選ぶかは、あなたの価値観や使用目的によります。iPhoneは使いやすさやセキュリティを重視する方におすすめで、Androidはカスタマイズ性や選択肢の豊富さを求める方に向いています。どちらのプラットフォームにも優れた点がありますので、自分にとって重要な要素を考慮して選択してください。 Windows Phoneについて教えてください Microsoftにとって、あまり触れてもらいたくない過去かもしれませんが、果たしてどのような答えが返ってくるでしょうか。ちなみに筆者はWindows Phoneが好きで、Lumiaを購入して使っていました。 Bingの回答は以下の通りです(原文ママ)。 Windows Phoneとは、マイクロソフトが開発・提供していたスマートフォン向けのモバイルオペレーティングシステム (OS) と ハードウェアプラットフォームのシリーズで、Windows Mobileの後継です。 Windows Phoneは、iPhoneやAndroidと同じように、アプリをダウンロードして利用 することができます。しかし、対応アプリ数が少ないため、物足りなさを感じるかも しれません。 「まだありますか」へのBingの回答は以下の通りです(原文ママ)。 Windows Phoneのサポートは、2019年12月10日にWindows 10 mobileのサポートを 終了することが決まりました。Windows Phone 8.1のサポートも終了しています。現在、Windows Phoneでは最新OSが Windows10 mobileとなります。 ご参考になれば幸いです。 「なぜなくなったんですか」へのBingの回答は以下の通りです(原文ママ)。 Windows Phoneのサポートが終了した理由は、Windows Phoneのシェアが低下していたためです。 また、Windows 10 mobileの サポートも終了することにより、Windows Phoneのサポートも終了することになりました。ご参考になれば幸いです。 今はなきWindows Phoneについて説明してくれていますが、それこそ「物足りなさを感じ」たので、今はあるのか、なぜなくなったのかを追加質問しました。人間であれば、主語がなくても、前の質問の続きであることを理解して、回答しますが、Bingでも同様に意図をくんでくれます。 ChatGPTの回答は以下の通りです(原文ママ)。 Windows Phoneは、マイクロソフトが開発したスマートフォン向けのオペレーティングシステム (OS) です。2010年にリリースされ、Windows Mobileを置き換える形で登場しました。Windows Phoneは、タイル型のインターフェイスである「ライブタイル」を特徴としており、ユーザーがアプリや機能へ簡単にアクセスできるように設計されていました。また、シームレスにWindowsデスクトップOSと連携することができました。 Windows Phoneは、Windows Phone 7、Windows Phone 8、およびWindows Phone 8.1の3つのメジャーバージョンがリリースされました。その後、マイクロソフトはWindows 10 Mobileへと移行し、統合されたWindows 10の一部としてスマートフォン向けOSを展開しました。しかし、Windows 10 Mobileは市場での競争力が低く、マイクロソフトは2017年に新しいハードウェアや機能の開発を停止し、2020年にはサポートが終了しました。 Windows PhoneおよびWindows 10 Mobileの市場シェアは、iOSやAndroidといった競合プラットフォームに比べて低かったため、多くの開発者はWindows Phone向けのアプリを開発しないという選択をしました。これにより、アプリの選択肢が限られた状態になり、最終的にプラットフォームが衰退しました。現在では、スマートフォン市場は主にiOSとAndroidが支配しています。
ChatGPTは、Windows Phoneの歴史、
特徴といった概要から現在の状況までを一気に答えてくれました。
犬と猫、どちらが好きですか
果たして、AIはどちらを選ぶのでしょうか。
Bingの回答は以下の通りです(原文ママ)。
私は犬と猫の両方が好きです。
どちらが好きかは、人それぞれですね。 あなたはどちらが好きですか?
Bingは、どちらも好きだそうです。
「副操縦士」というキャラクターがあるからでしょうか。
少し人間臭いですね。提案された追加質問の中から、猫の鳴き声をたずねるものを選んだところ、文章で回答しつつ、音声を裏で探していたようで、「ついに何かが見つかりました」とうれしそうに報告してくれました。 「どちらも好きです」へのBingの反応は以下の通りです(原文ママ)。 そうですね。犬と猫は、それぞれの個性があり、飼い主さんにとって癒しや楽しみを与えてくれますね。 何か犬や猫について知りたいことはありますか? 「猫の鳴き声を教えてください」へのBingの回答は以下の通りです(原文ママ)。 猫の鳴き声には、様々な種類があります。例えば、短い「ニャッ」という鳴き声は、名前を呼ばれたときや、優しくなでてもらった場合などに反射的に出ることがあります。また、「ニャオ」 「ニャオォ」という鳴き声は、おいしい食べ物をもらったときや、甘えたい場合などに出ることがあります。子猫が母猫を呼ぶときにもこのような声で鳴くことがあります。 猫が「ニャーーーン」と長く鳴く場合は、 何かを訴えている可能性があります。
ChatGPTの回答は以下の通りです(原文ママ)。
私はAIであるため、
好みや感情を持っていません。
ただし、犬と猫のどちらがあなたに適しているかに関する情報を提供することができます。どちらのペットについても情報が必要ですか? ChatGPTでは、いかにも人工知能らしい回答が返ってきました。とはいえ、犬を飼うとしたらしつけられるか心配だという相談をしたところ、しつけのポイントを説明するだけでなく、安心させるような言葉をかけてくれました。文字数制限があるのか、「良い結果が得ら」と、途中で切れてしまっているのが残念ですが。
「犬をしつけられるか心配です」への
ChatGPTの回答は以下の通りです(原文ママ)。
犬のしつけは、一般的には可能です。
ただし、犬種、個体差、犬の年齢、そしてあなたのコミットメントや犬に対する知識によって、しつけの難易度が変わることがあります。以下は、犬のしつけを成功させるためのいくつかのポイントです。 ・早期から始める: 犬のしつけは、できるだけ若い年齢から始めることが望ましいです。子犬は、新しい環境やルールに適応しやすいため、しつけが容易になります。 ・一貫性が大切: しつけの際には、一貫性が重要です。犬に同じコマンドを教える際には、同じ言葉やジェスチャーを使ってください。家族全員が同じ方法で犬を扱うことが、犬にとって理解しやすくなります。 ・褒めること: 犬は褒められることが大好きです。犬が望ましい行動をした際には、すぐに褒めてあげましょう。これにより、犬はその行動が正しいことを理解しやすくなります。 ・ポジティブな方法を使う: 犬のしつけには、ポジティブな方法が効果的です。犬が望ましい行動をした際に、ご褒美やおもちゃ、抱擁などで報酬を与えることで、犬はその行動を繰り返すことが増えます。 ・根気強く続ける: 犬のしつけには、根気が必要です。一度教えたことがすぐにできるようになるわけではありません。繰り返し練習を行い、根気強く続けることが大切です。 ・プロフェッショナルの助けを借りる: しつけが難しい場合や、自信がない場合には、プロフェッショナルのトレーナーや獣医師に相談してみることをお勧めします。彼らは、犬のしつけに関する専門的な知識や経験を持っています。 これらのポイントを参考にしながら、犬のしつけに取り組むことで、良い結果が得ら
夏目漱石著『坊っちゃん』をライトノベル風に紹介してください 現代風にリメイクしても通用する名作を、どのようにラノベ風にしてくれるのか楽しみです。 Bingの回答は以下の通りです(原文ママ)。 夏目漱石著 『坊っちゃん』 は、明治時代に書かれた小説で、主人公の少年・清太郎が、父親の死後、祖父母のもとで育ち、中学校に進学するまでの成長を描いた作品です。 ライトノベル風に紹介するとしたら、「猫カフェを営む家の長男・清田清太は私立松山学園の中学3年生。 目下のみんなの関心事は2か月後に迫った体育祭の応援合戦です。 そんな中、 清太は自分自身と向き合い、成長していく物語です」といった感じでしょうか。 「タイトルをラノベ風にすると?」のBingの回答は以下の通りです(原文ママ)。 『坊っちゃん』 をライトノベル風にするとしたら、 「松山学園の成長物語 猫カフェの長男、清田清太」といった感じでしょうか。 Bingでは、ラノベ風というより、あらすじを紹介するにとどまりました。また、「猫カフェ」「清太郎」「私立松山学園」がどこからきたのか、非常に謎です。さらにいえば、主人公が「清太郎」から「清太」に変わってしまっているのも残念ポイントです。 ChatGPTの回答は以下の通りです(原文ママ)。 タイトル:『熱血!坊っちゃん』 〈ストーリー〉 熱血で正義感あふれる主人公・坊っちゃんは、東京から地方の高等学校へ転任してくる新任の数学教師だ。彼が繰り広げる波乱万丈の学園生活が幕を開ける! 新たな街で繰り広げられる奇妙な出会いと別れ、そして新しい友達との絆。目の前に立ちはだかる敵・赤シャツとその仲間たちとの激闘。そして、心の中に秘められた恋の予感。坊っちゃんは、どう立ち向かい、どう成長していくのか? 〈登場キャラクター〉 ・坊っちゃん:主人公。正義感が強く、熱血で面倒見の良い数学教師。新たな地での奮闘を繰り広げる。 ・美代子:美しく聡明な女性教師。坊っちゃんと共に学園での問題に立ち向かう。 ・浜田先生:面倒見の良い体育教師。坊っちゃんとは共闘し、時にはぶつかり合いながら成長していく。 ・赤シャツ:坊っちゃんの敵。彼とその仲間たちは、坊っちゃんを学園から追い出そうと画策する。 〈作品の魅力〉 夏目漱石の名作『坊っちゃん』を、ライトノベル風にアレンジ! 熱血で正義感あふれる坊っちゃんが繰り広げる学園生活は、青春、友情、恋愛、そして冒険が詰まった、胸熱なストーリーだ。 『熱血!坊っちゃん』では、現代の若者たちにも共感できるようなキャラクター設定と展開が随所に散りばめられており、夏目漱石の名作を新しい形で楽しめる作品となっている。 ChatGPTは、依頼していなかったタイトル付けから行ってくれています。とはいえ、登場人物の名前が勝手に付けられている(美代子、浜田先生)、どこから出てきたのか謎の体育教師、など残念なところも。それでも、作品の魅力まで紹介されていて、このような作品があったら、読んでみたいという気にさせられます。 宮沢賢治著『銀河鉄道の夜』をライトノベル風に紹介してください 美しくもはかない“童話”をどのように紹介するでしょうか。 Bingの回答は以下の通りです(原文ママ)。 宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』は、少年ジョバンニと、彼が出会った謎の少年カムパネルラが、銀河鉄道を旅する物語です。 この物語は、人生の終わりに向かっていく人々が、銀河鉄道に乗って天国に行くというファンタジーです。 この物語は、宮沢賢治の代表作であり、多くの人々に愛されています。 ライトノベル風に紹介するとしたら、「宇宙を旅する少年と謎の少年が出会い、銀河鉄道を旅する物語。 人生の終わりに向かっていく人々が、天国へ行くために乗る銀河鉄道は、果たしてどこへ向かうのか?」という感じでしょうか。 「タイトルをラノベ風にすると?」へのBingの回答は以下の通りです(原文ママ)。 ラノベ風のタイトルにするとしたら、 「銀河鉄道の夜 ~天国への旅立ち~」とか、「銀河鉄道の夜 ~星空を翔ける少年たち~」とか、いかがでしょうか? Bingは、もともとの『銀河鉄道の夜』の概要を説明してからラノベ風の紹介をしています。ただし、なぜかカムパネルラの性別が変わっていますし、「天使」という属性が加わっています。こちらから質問しない限り、タイトルを付けてくれないのも残念です。 ChatGPTの回答は以下の通りです(原文ママ)。 タイトル:『銀河特急:星空の冒険』 著者:宮沢賢治 (ライトノベル化) あらすじ: 夜空に煌めく無数の星々。その中にあるのは、伝説の銀河鉄道。勇気と友情が試される壮大な冒険が、今始まる! 主人公・ジョバンニは、学校でのいじめに耐えながらも、毎日懸命に働いて家族を支える少年。ある日、ジョバンニは親友カムパネルラと共に、夢のような冒険へと誘われる。それは、宇宙を駆け抜ける銀河特急に乗って、遥か彼方の星々を訪れる旅だった。 銀河特急に乗ることで、ジョバンニとカムパネルラは驚くべき出会いと別れを経験し、二人の絆はさらに深まっていく。美しくも悲しい銀河の果てで、彼らは成長し、自分たちの人生について見つめ直すことになる。 この壮大な物語は、友情や愛、勇気、そして自分を信じる力をテーマに、読者の心に深く響くライトノベル化された『銀河特急:星空の冒険』。宮沢賢治の名作『銀河鉄道の夜』が、現代の若者たちに向けて新たな形で蘇る。果たして、ジョバンニとカムパネルラは何を学び、どんな結末を迎えるのか。ワクワクする冒険が待ち受けるこの物語を、ぜひお楽しみください! 『坊っちゃん』の紹介と比べ、熱量が下がっていると感じられました。とはいえ、「ぜひお楽しみください!」と言われると読みたくなりますね。 プロ野球で、2023年に日本シリーズを制覇するのはどのチームでしょうか Bingの「厳密」モードでは推測ではなく事実のみを回答するため、「予測できません」という回答が返ってきます。では、「バランス」モードではどうでしょうか。 Bingでは、これまでの戦績から優勝の予想を立てて回答してくれました。ChatGPTは、Bingの「厳密」モード並みの回答となりました。 Bingの回答は以下の通りです(原文ママ)。 2023年の日本シリーズの優勝予想については、福岡ソフトバンクホークスが有力視されているようです。過去10年間で7回日本シリーズを制しており、2023年シーズンも、クライマックスシリーズと順当に勝ち上がり、日本シリーズの舞台に進出する可能性が高いとされています。 ただし、野球は予想が難しいスポーツであり、予想が外れることもあるため、あくまでも予想であり、確定的なものではありません。 それでは、他に何かお探しでしょうか? ChatGPTの回答は以下の通りです(原文ママ)。 私はAIモデルであり、未来の出来事を予測することはできません。2023年の日本シリーズの勝利チームについては、試合の結果が出るまでわかりません。プロ野球チームの成績や選手の状況、その他の要素を考慮に入れてファンが予想を立てることはありますが、それでも確実な予測はできません。 今夜の献立を考えてほしい こちらは、食事を作る立場にある人の頭を、日々悩ませている問題です。 Bingの回答は以下の通りです(原文ママ)。 今夜の献立に何を作るか迷っているのですね。以下のサイトには、10分で作れる簡単な献立や、 人気のレシピがたくさん紹介されています。参考にしてみてください。 ・10分で作れる! かんたん晩ごはん献立 |簡単・時短の献立 | 献立 ... ・みんなの推薦今日のご飯・おかずレシピ129721品 【クック... ・「夜ごはん」にぴったりな夕飯レシピ 44選! ボリューム満点で... 「なにか具体的な料理を教えてください」と追加質問したときのBingの回答は以下の通りです(原文ママ)。 おすすめの料理を教えることができます。以下のサイトには、 人気の料理家が作るおいしいレシピや献立がたくさん紹介されています。参考にしてみてください。 ・プロの料理家レシピ満載 【みんなのきょうの料理】-人気料理家... ・人気レシピ」【みんなのきょうの料理】おいしいレシピや献立... ・みんなの推薦 今日のご飯・おかずレシ ピ129721品【クック... Bingでは、追加で「具体的な料理を教えてください」と質問したのに、ついぞ具体的な献立を教えてくれませんでした。 ChatGPTの回答は以下の通りです(原文ママ)。 もちろん、喜んでお手伝いします!今夜の献立はバランスの良い食事にしましょう。以下の提案をどうぞ: ・主菜:鮭の塩焼き ・副菜1:ほうれん草の胡麻和え ・副菜2:だし巻き卵 ・スープ:みそ汁(具材:豆腐とわかめ) ・ご飯:白米(または雑穀米) デザートとして、フルーツを切って盛り合わせるか、またはシンプルな和菓子をお召し上がりください。 この献立は、魚、野菜、タンパク質、炭水化物がバランスよく含まれています。もし、アレルギーや食材に制限がある場合は、代替案をお知らせください。お食事をお楽しみください! ChatGPTでは、即座に具体的な提案をしてくれました。冷蔵庫に入っているものをたずねてくる、と予想していたので、拍子抜けしましたが、今ある材料を伝えると、新たな献立を表示しました。 冷蔵庫にあるものを伝えた後のChatGPTの回答は以下の通りです(原文ママ)。 冷蔵庫の食材を使った献立を提案しますね。以下のメニューはいかがでしょうか: ・主菜:鳥モモ肉の照り焼き ・副菜1:アボカドと明太子のマリネサラダ ・副菜2:豚肉とほうれん草のガーリックソテー ・スープ:シメジと鳥胸肉のクリームスープ ・ご飯:白米(または雑穀米) 照り焼きやソテーの際には、お好みでニンニクや生姜を加えると、より風味豊かになります。アボカドと明太子のマリネサラダは、酸味とクリーミーなアボカドの組み合わせが美味しい一品です。シメジと鳥胸肉のクリームスープは、温かくてコクがあり、食事の途中でほっとできる一品です。 デザートとして、お好みのフルーツやヨーグルトをお召し上がりください。この献立もバランスが良く、様々な食材を美味しく楽しめると思います。お試しください! USB規格について、500文字程度にまとめてください 常々筆者は、「規格を策定している人ですらわかっていないのでは?」といぶかしんでいるのですが、その分かりづらいUSB規格について、AIは分かりやすくまとめてくれるでしょうか。 Bingでは、かなり手短にまとめてくれます。参考サイトのリンクが貼られているので、必要であれば、そこを参照してほしいということでしょうか。ChatGPTでは500文字では収まらないほど詳細を回答していました。 Bingの回答は以下の通りです(原文ママ)。 USB規格とは、パソコンに周辺機器を接続するための規格のひとつで、「Universal Serial Bus」(ユニバーサル・シリアル・バス)の頭文字を取ったものです。USBの特徴のひとつに、機器を動作させるための電力をパソコンから供給することができるというものがあります。USBには、転送速度別で規格があり、コネクタの形状もいくつか種類があります。USBメモリもUSB規格を採用しており、パソコンなどに接続して使用することができます。 500文字程度にまとめると、パソコンに周辺機器を接続するための規格であり、機器を動作させるための電力をパソコンから供給することができます。 また、転送速度別で規格があり、コネクタの形状もいくつか種類があります。 ChatGPTの回答は以下の通りです(原文ママ)。カウントしたところ、784文字でした。 USB(Universal Serial Bus)規格は、1996年に導入された汎用的な接続規格で、パソコンやデジタル機器の間でデータ転送や電源供給を行うために使用されています。USB規格の開発はインテル、Microsoft、IBM、DEC、NEC、Nortel、Compaqなどの企業によって行われました。その目的は、デバイス間の接続を簡素化し、統一された標準を提供することでした。 USB規格は、データ転送速度や電力供給能力によっていくつかのバージョンに分けられています。主要なバージョンはUSB 1.x、USB 2.0、USB 3.x、USB 4です。USB 1.xは最も古い規格で、最大12Mbpsの転送速度があります。USB 2.0は2000年に登場し、最大480Mbpsの速度で高速なデータ転送が可能です。USB 3.xは2008年に導入され、転送速度がさらに向上し、最大5Gbps(USB 3.0)、10Gbps(USB 3.1)、20Gbps(USB 3.2)になりました。最新のUSB 4は、2019年に発表され、最大40Gbpsの転送速度と100Wまでの電力供給が可能です。 USB規格には、様々なコネクタ形状があります。代表的なものにはType-A、Type-B、Type-Cがあります。Type-Aは主にホスト側の端子として用いられ、Type-Bはデバイス側の端子に使用されます。Type-Cは2014年に導入された新しい規格で、両面差し込み可能なデザインが特徴で、スマートフォンやノートパソコンなど幅広いデバイスで使用されています。 USB規格は、消費者にとって使いやすく統一された接続方法を提供することで、デバイス間の接続が容易になり、電子機器の普及に大きく貢献しています。今後も新しい技術の開発とともに、USB規格はさらなる進化が期待されます
「ChatGPT」と「Microsoft Bing」は何が違う? スマホでの使い方から回答内容までを徹底比較(ITmedia Mobile) - Yahoo!ニュース