独自手法でシステム開発「ラキール」の大きな伸びしろ
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久保努(くぼ・つとむ)/1964年生まれ。
88年エイ・エス・ティ(現日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ)入社。
99年イーシー・ワンSI事業部長。
同社常務取締役などを歴任後、
2005年旧レジェンド・アプリケーションズ設立。
11年ワークスアプリケーションズ傘下に入り、
15年同社取締役。
17年MBOを実施し独立
(撮影:梅谷秀司)
2017年のMBO後、受託開発から製品開発へ、経営の舵を大きく切り、21年に上場を果たしたラキール(4074)。ソフトウェアを部品化し、それを組み合わせることで業務システムを構築する独自の手法で、存在感を発揮している。創業者である久保努社長に、ソフトウェア部品化のメリット、今後の事業展開、株主還元に関する考えなどを聞いた