クラウドファンディングを実施

Conclusion、フルデジタル処理で高音質を追求したFMチューナー「C-FT1000」「C-FT500」

編集部:成藤 正宣

 

 

港北ネットワークサービス(株)は、

 

同社オーディオブランドConclusion(コンクルージョン)より、

 

フルデジタル処理によって

高音質を追求したFMチューナー「C-FT1000」

 

「C-FT500」を発表。

 

 

クラウドファンディングサイトGREEN FUNDINGにて

支援プロジェクトを開始した。期間は2022年11月18日まで。

支援プランはいずれも数量限定で、

25個限定のスタンダードプランの価格は「C-FT1000」が318,000円、

 

 

「C-FT500」が218,000円。

 

また、先着順の割引プランも用意され、

例えばC-FT1000のアーリーバード(早期支援)プランなら295,000円で購入できる。製品発送は2023年1月ごろを予定する。

 

 

 

 

 

「C-FT1000」

 

 

 

 

「C-FT500」


アンテナからのRF信号を直接AD変換し、デジタル信号処理を行うことで音声を復調する「RFダイレクトサンプリング方式」を採用したFMチューナー。同方式を考案した林輝彦氏が監修も行っている。音声信号は最大192kHz/24bitのデジタル出力、またはアナログ出力することができる。

従来のFMチューナーと比べて、S/N、ステレオ分離度、歪率などあらゆる指標において上回り、外乱による電波の変調を極力除去するという学習機能付きマルチパスキャンセラーも搭載。「radiko」などインターネットラジオを越える音質でFMラジオを楽しむことができるとアピールしている。

受信したFM波をフルデジタル処理することで、高音質でFM放送を楽しめるとする


2モデルともFM受信回路は共通で、76.0 - 95.0MHzまで0.1MHzステップで受信可能。C-FT1000のみESS「ES9038PRO」採用のDAC回路を搭載。CRYSTEK社の超低位相ノイズオシレーター「CCHD-950」と組み合わせることで、より高品位なアナログ出力が可能だとしている。

C-FT1000のみ「ES9038PRO」採用のDAC回路を搭載し、より高品位なアナログ出力が可能とする


さらにリザーブ電源は、NECのプリメインアンプ「A-10」シリーズの開発に携わった萩原由久氏がカスタマイズを実施。変動電流を通常のトランス電源の3分の1以下に抑え、極めて安定したアナログ回路への電源供給を実現したという。ほか、高周波を扱うチューナー部には個別の電源トランスを用意し、ノイズの徹底的な排除を図った。

NECのプリメイン「A-10」シリーズの開発に携わった萩原由久氏がリザーブ電源をカスタマイズ


筐体には厚手の鋼板が用いられ、ブランドバッジ、5mm厚の削り出しフロントパネル、真鍮製の3点脚にいたるまで全てを国内で製造。メカニカルグランドコンストラクションの思想に基づく3点設置により、不要な振動を確実に押さえ込み高音質を確保したとする。フロントパネルの仕上げは、C-FT1000がシャンパンゴールド、C-FT500はブラックアルマイトとなる。

厚手の鋼板筐体を真鍮製の3点脚でしっかりと支える


C-FT1000は、出力端子として同軸デジタル(48 - 192kHz)×1/光デジタル(48 - 96kHz)×1/XLRバランス×1/RCAアンバランス×1を搭載。消費電力は15W。外形寸法は430W×80H×320Dmm、質量は7.8kg。

C-FT500は、出力端子として同軸デジタル(48 - 192kHz)×1/光デジタル(48 - 96kHz)×1/AES/EBU(48 - 192kHz)×1/RCAアンバランス×1を搭載。消費電力は14W。外形寸法は430W×80H×320Dmm、質量は7.5kg

 

 

 

Conclusion、フルデジタル処理で高音質を追求したFMチューナー「C-FT1000」「C-FT500」 - PHILE WEB

 

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50台限定/直販限定で販売

ミュージックバード、新設計リザーブ電源などで音質強化したチューナー「C-T3000CS」

編集部:小野佳希

 

ミュージックバード、新設計リザーブ電源などで音質強化したチューナー「C-T3000CS」 - PHILE WEB

 

 

 

衛星デジタル音楽放送『ミュージックバード』は、同サービス受信用チューナーの新モデルとして、電源部の強化などで音質向上を図った「C-T3000CS」を50台限定で発売した。直販価格は129,800円(税抜)。ミュージックバード公式サイトおよび同社カスタマーセンターへの電話での直販のみでの販売となる。

C-T3000CS


リザーブ電源を見直し新たに設計。チューナー電源用とオーディオ回路電源用にそれぞれ巻き線をもつRコアトランスも新設計した。これらによって、電源回路における理想的な直流電源の供給の実現を図り、「スイッチング電源を完全に排除した理想的な電源環境を整えた」とアピール。上位機種「C-T100CSXi」に迫る音質を実現したとしている。

端子類には、アナログRCAに加えて光デジタルTOSLINK、同軸デジタル2系統を搭載。D/AコンバーターやCDプレーヤー、DAC内蔵アンプへのデジタル出力や、オーディオインターフェース等を用いたデジタル録音が行える。

別売の楽曲ディスプレイ「MBX-1」との接続にも対応。同製品を接続することで、楽曲名、演奏者、CD番号をリアルタイムに表示することができる。また、タイムシフトコントローラー「T-C10TM」と、ティアック製デジタルSDレコーダー「SD-500HR」を接続することで、SDカードに留守録することもできる。

ミュージックバードは衛星波を使った音楽サービスで、通常のテレビやラジオなどが行っている16bitよりも高音質な24bitでの放送などを実施している。ジャズやJ-POP、オーディオファン向けに内容を特化した「THE AUDIO」などジャンルごとの様々なチャンネルがある。なお同サービスの聴取には申し込みが必要。

【問い合わせ先】
ミュージックバード カスタマーセンター
TEL/03-3221-9000
公式サイト チューナー購入案内ページ
 

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