「日本が世界と勝負できる」意外な分野 フランスより10年先を行っている日本の技術とは〈dot.〉
少子高齢化、人口減、所得減……何もかもが“三流国”に落ちぶれてしまった令和・日本。
ところが「日の当たらない場所」では次なるステージに
歴史は入っていると
思想家・武道家の内田樹氏は断言する。
「貧乏慣れ」した「落ち目の国」で今、何が起きているのか。
内田氏の最新刊『夜明け前(は一番暗い)』から一部編集のうえ紹介する。
* * *
■知人の結婚披露宴ではっと胸を衝かれた
日本の現状がかなり悲惨なものであることは間違いありません。
国際社会におけるプレゼンスも、経済力も、文化的発信力も、明らかに低下しつつある。これはどんな指標を見ても明らかです。
でも、
これが
システムの全面的な壊死なのかというと、そうでもないような気がします。
「日の当たる場所」はかなり悲惨な状況ですけれども、
「日の当たらない場所」では
もう新しい活動が始まっている
ように思えるからです。
すでに歴史は「次のステージ」に入っている。
でも、
「日の当たる場所」にいる人たち
(昔風に言うと「エスタブリッシュメント」ですね)は、
その潮目の変化にまだ気づいていない。
「日本が世界と勝負できる」意外な分野 フランスより10年先を行っている日本の技術とは〈dot.〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース