首相、高市氏更迭「論理の飛躍」と拒否…参院予算委

 

 

読売新聞オンライン

参院予算委員会で答弁する岸田首相(24日午前、国会で)=源幸正倫撮影

 

 

 

 

 岸田首相は24日午前の参院予算委員会集中審議で、放送法に関する総務省の行政文書を巡り、文書を「捏造(ねつぞう)」と表現した高市経済安全保障相の更迭を「論理の飛躍だ」と述べ、拒否した。立憲民主党の石垣のり子氏に答えた。高市氏は自身に関する4枚の文書について、改めて内容を否定した。

 同省は文書に「捏造があったとは考えていない」との見解を示す一方、「正確性は確認できない」との調査結果を示している。首相は「引き続き、正確性を議論しなければならない段階だ」と強調した。高市氏は「正確性が確認されていない文書が作成され、保存されていたことは、当時の総務相として大変残念で申し訳ない」とも語った。

 首相は、2022年度予算の予備費を活用した物価高対策に関しては、「現下の厳しい物価の状況や経済の動きを考えれば、追加対策を一日も早く執行するべきだ」と意義を強調した

 

 

 

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