磁気構造が壊れても復活する、東大がスゴい物質発見
東京大学の渡辺義人大学院生と有馬孝尚教授らは、
磁気構造を壊されても復活する物質を発見した。
この物質は微小な磁石が交互に反対向きに並ぶ。
強い磁場をかけると並び方が壊れて無秩序になるが、
磁場をさらに強めると並び方が戻る。
量子性に起因しており新しい量子技術につながる可能性がある。
反強磁性体のバリウム・コバルト・ゲルマニウム酸化物に強磁場をかけて分析した。
この物質はコバルト原子が微小な磁石として振る舞う。
コバルトを亜鉛で置換して微小磁石を間引いた。
初めは磁石の向きが交互に反対向きに並ぶが、
10テスラの磁場で磁気構造が壊れた。
磁場を増すと15テスラで磁気構造が復活し30テスラ以上でまた壊れる
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