元自衛官五ノ井里奈さんに強制わいせつ 元陸上自衛官3人を在宅起訴 五ノ井さん「ようやく報われる思い」

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福島県郡山市にある陸上自衛隊郡山駐屯地に所属していた元自衛官の五ノ井里奈さんに、服の上から自分の陰部を接触させるなどのわいせつ行為をしたとして、福島地検は17日、元陸上自衛官の男性3人を、在宅起訴しました。

 

 

 

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この事件は、陸上自衛隊郡山駐屯地に勤務していた五ノ井里奈さんが、当時の上司など3人から性的被害を受けたものです。 福島地検は17日、この3人を強制わいせつの罪で在宅起訴しました。 

 

起訴状によりますと、3人は2021年8月、北海道内の陸上自衛隊演習場の建物内で、五ノ井さんらと飲食中、五ノ井さんを格闘技でベッドに仰向けに倒して覆いかぶさり、自分の陰部を服の上から接触させるなどのわいせつな行為をしたとされています。 

 

この事件では、五ノ井さんが被害届を提出し、3人は強制わいせつの疑いで書類送検され、不起訴となっていましたが、

 

去年9月に郡山検察審査会が「捜査が十分に尽くされたとは言い難い」などとして

 

 

「不起訴不当」と議決し、検察が再捜査していました。 

 

 

検察は、3人の認否について、今後の公判に支障があるとして明らかにしていません。

 

 

 五ノ井さんは、今回の在宅起訴を受け、自身のTwitterで

 

「一時は全員不起訴になり、私がされたことを考えると何故そうなるのか到底納得できないまま、長い時間が経ちました。しかし、今回こうして3名が起訴されたことにより、ようやく報われるような思いです。関係した方には自分たちのやったことは犯罪なのだということをしっかり認識し、きちんと反省し、罪を償って頂きたいと思います。」とコメントしています。

 

 

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