独防衛大手、ウクライナで戦車製造を検討 2か月以内に決定
ドイツ・ラインメタル製のKF51戦車。仏パリ郊外で開催された防衛装備展示会で(2022年6月13日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】
ドイツの防衛機器大手ラインメタル(Rheinmetall)
のアルミン・パッパーガー(Armin Papperger)最高経営責任者(CEO)は、
4日公開の独紙ライニッシェ・ポスト(Rheinische Post)のインタビュー記事の中で、
ロシアの侵攻が続くウクライナ国内に、戦車工場を建設する協議を進めていると明らかにした。
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パッパーガー氏によると、
約2億ユーロ(約290億円)を投じ、
年間最大400両のパンター(Panther)を製造する計画。
建設予定地は防空システムでロシアの攻撃から守られている場所になるという。
2か月以内に決定される見通し。
ウクライナは、戦車600~800両が早急に必要だとしている。
パッパーガー氏によれば、
ラインメタルは現在、
250両近くの戦車の製造に着手している。
主にチェコとスロバキア向けで、
ロシア製との入れ替え用となる。
ドイツ連邦軍(Bundeswehr)およびウクライナ向けにも製造している。
【翻訳編集】 AFPBB News