死亡の2歳男児の手や足などに複数のあざ 息子に暴行し死亡させた疑いで母親(27)逮捕 神奈川・藤沢市|TBS NEWS DIG
神奈川県藤沢市で、当時2歳の息子に暴行し死亡させたとして母親が逮捕された事件で、男の子の体に複数のあざがあったことがわかりました。
藤沢市の田代芽衣容疑者(27)。去年4月、自宅で当時2歳だった長男の空来ちゃんの頭に暴行を加え、死亡させた疑いがもたれています。 その後の捜査関係者への取材で、空来ちゃんの遺体の手や足などに複数のあざがあったことがわかりました。
平塚児童相談所 子ども支援課 高木 聡課長
「そのあと(入所措置解除後)1か月の間に亡くなられたということは非常に重く受け止めている。とても残念なことと考えている」
きのう、急きょ会見を行った児童相談所。
田代容疑者が妊娠中に健診を受けずに出産を迎えたことなどから、
▼空来ちゃんが生まれて6日後に一時保護し、乳児院に入所させていたこと、
▼亡くなる1か月あまり前の去年3月末に入所措置を解除したことなどを明らかにしました。
解除が適当と判断するまでは施設での面会からスタートし、その後、外出や外泊などで1年ほど経過を見ていたということです。
田代容疑者の複数の知人によりますと、田代容疑者は離婚した夫との間に小学生の娘がいましたが、娘はこの夫が引き取っていました。
また、児童相談所によりますと、
事件当時は空来ちゃんと1つ下の弟、そして田代容疑者の弟が一緒に暮らしていたといいます。
平塚児童相談所 子ども支援課 高木 聡課長
「母(田代容疑者)の様子についても、泣いている子どもに対して丁寧に気持ちに寄り添って対応していたという様子もありました」
一方で。
記者 「入所措置を解除した翌日に乳児院の職員が自宅を訪れると、空来ちゃんの左頬にはあざがあり、田代容疑者は『どこかにぶつけたんだと思う』と説明していたということです」
その後、田代容疑者は職員との面会を発熱などを理由に3回キャンセル。
児童相談所が対応を協議していたところ、今回の事件が起きたといいます。
児童相談所の対応は適切だったのでしょうか。
児童相談所に19年間勤務 山脇由貴子さん
「3週間面会断られているというのはかなり危険な状態だと判断すべきなので、
もう
連日アポなしで家庭訪問して
『とにかく子供の様子を見せてくれ』って、
その子供の安否確認を徹底すべきだったということははっきり言える」
警察は、田代容疑者が空来ちゃんと暮らし始めた直後から暴行していた可能性があるとみて調べています。
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