17歳の少年2人を逮捕「スパーリングしよう」駅前で声かけられた14歳の男子中学生『ボクシンググローブ』で顔を殴られ鼻骨骨折の重傷
18日未明、兵庫県姫路市で、14歳の男子中学生が何者かに顔を殴られて重傷を負い、カバンを奪われた事件で、警察は17歳の少年2人を傷害容疑で逮捕しました。
【写真を見る】中学生が暴行されたのはまさに駅前 血の痕も残っていた
18日午前0時すぎ、兵庫県姫路市のJR京口駅前のロータリーで、「若い男の子が倒れている」と近くにいた人から消防に通報がありました。 警察と消防によりますと、市内に住む男子中学生が男7～8人から顔を殴られるなどの暴行を受けました。警察が駆けつけたとき、中学生に意識はあったということですが、病院に運ばれ、鼻の骨を折るなど重傷だということです。さらに男らは、男子中学生が持っていた、スマートフォンなどが入ったショルダーバッグを奪って逃げたということです。 警察によりますと、男子中学生はJR姫路駅前で、男1人から「遊ぼうや」と声を掛けられ、その後自転車で京口駅まで移動したところ、そこに男が複数いて「スパーリングしよう」と言われたといい、男らから殴られたということです。 警察は強盗傷害事件として逃げた男らの行方を追って捜査していました。 1月19日に警察は傷害容疑の疑いでともに17歳で兵庫県姫路市に住む少年2人を傷害容疑で逮捕しました。 警察によりますと、逮捕された少年らは普段から「スパーリング」と称して遊び、ボクシンググローブを所持していたということです。犯行当時も少年は中学生の顔をボクシンググローブで殴ったということです。 警察の取り調べに対して、少年2人は容疑を認めているということです。逮捕された2人のうち現場作業員の少年は「顔面や腹部を殴打したり、足蹴りをしてケガを負わせたことに間違いありません」、アルバイトの少年は「暴力をふるってケガをさせたことにまちがいありません」と供述しているということです
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